ロミオとジュリエット 第四幕

こんばんは。35期セコバイのミッチーです(ー〇ω〇)ノ

GWを利用し、新潟県へ強化合宿に行ってきました!
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が、そちらの詳細は他に譲るとしまして、今夜は『あらすじで読むロミオとジュリエット』の第四回をお送りいたします。

パリスとの婚約を迫られながらも、どうしてもロミオと結ばれたいジュリエットはロレンス神父のもとを訪れましたが……

ロレンスは一計を案じ、ジュリエットに眠り薬を渡した。
ロレンスの考えた作戦はこうだ。この薬を飲むと、ジュリエットは仮死状態になって二日間死んだように眠り続ける。まわりの者たちはジュリエットが死んだと思い込み、彼女を棺に入れて町はずれの霊廟へ運び入れるだろう。
ロレンスはこれからロミオに手紙をやって、彼をジュリエットが目覚めたところへ駆けつけさせる。ロミオはジュリエットを町から連れ出してくれることだろう。
ジュリエットはこの提案を即座に受け入れ、屋敷へと帰って行った。

その夜、ジュリエットはロレンスに言われた通りに薬を飲んだ。すると彼女の躰からは血の気が引き、文字通り死んだような深い眠りに落ちていった。
ジュリエットが死んだと思ったキャピュレットとパリスは悲しみに暮れたが、彼女の亡骸を町はずれの霊廟へと運んだ。
一方ロレンスは、ジュリエットが仮死状態にあることと、彼女を連れ出すべしということをしたためた手紙を使者に持たせ、ロミオのもとへ送っていた。だがこの使者は途中で事故にあい、ロレンスの伝言がロミオに届くことはついになかった。
そのころ追放先のロミオは、街の友人からジュリエットが死んだという知らせを受け取っていた。ロミオの心は千々に乱れた

「馬鹿な!ジュリエット!僕を置いて行ってしまったというのか?!そんなことは耐えられない!ジュリエット、今夜こそともに眠ろう!このロミオ、君を一人にするものか!」

ロミオは薬屋を呼び寄せて強力な毒薬を買うと、その足で霊廟へと向かった。いまや、彼は死ぬ決意を固めていたのである。
そのころ霊廟には、婚約者ジュリエットの死を信じられないパリスが、彼女の死に顔をもう一目見たいと夜の闇をおしてやってきていた。

「愛するジュリエット、どうして君は行ってしまったんだ……これから毎夜、君に花を手向けよう。それしかできない私を許してくれ、ジュリエット……」

悲嘆にくれるパリス。するとそこへ、急ぎ駆けつけたロミオが姿を現した。

「待っていろジュリエット。今すぐ君のもとへ行こう!」
「あれは追放されたモンタギューのせがれ!奴がなぜここに?!おい、貴様、ロミオ!!」
「パリス伯爵か?僕の邪魔をしないでくれ。僕はいま忙しいんだ」
「何を言っているんだ!追放された身でこんなところに現れるとは。ひっとらえて警察に突き出してやるぞ!」
「僕の邪魔をするつもりか!ならば容赦はしない、決闘だ!」
「望むところだ!!」


人の運命を司るのは、神か、偶然か。
二人はいまや剣を抜き、お互いのすべてを賭けて戦うのであった。

物語はいよいよ終盤!だらだらと続いてきたこの企画も次回が最終回です!

そして大事なお知らせです!

チャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」を含む豪華プログラムでお送りする
早稲フィル第68回定期演奏会まで、あと2週間を切りました!

         第68回定期演奏会
        2013/5/19(Sun)13:30 開場 / 14:00 開演
        会場 : 神奈川県立音楽堂
        指揮 : 松岡究

               シューマン / 交響曲第1番「春」 R.Schumann / Symphonie Nr. 1 B-Dur Op. 38 “Fruhling”
               マスネ / 「アルザスの風景」 J. Massenet / Scenes alsaciennes
               チャイコフスキー / 幻想序曲「ロミオとジュリエット」 P.Tchaikovsky / Overture-Fantasy “Romeo and Juliet”

皆さま、5月19日はお誘いあわせの上ぜひ横浜へ足をお運びください。

ミッチーでした(ー〇ω〇)ノ