フランスの残り香。

34thびよら弾きのたむろーです。昨日に全精力を使い果たした結果、目下、絶賛ぬけがら中であります。
(今朝起きたら12時回ってたなんて言えない…!)

さて、当団の第65回定期演奏会。昨日無事に終了いたしました。
お越し下さいました皆様、
応援して下さいました皆様、

本当にありがとうございました!

ううむ。このフランス配色を使うのも当分ないでしょうな…

入場者数はまだ聞いていないのですが、舞台の上からでも、かなりの数のお客さんにお越し頂いたことがわかりました。それだけのご期待に添えるような演奏ができたかどうかはわかりませんが、この半年の集大成と言えるような演奏会になったと思います。

オールフランスプログラム。学生オケとしては前代未聞と言ってよい取り組みだったと思います。
どちらかというとフィルは、それまでのコンサートの曲目を見ても、熱く盛り上がれる曲を得意としているように感じていました。しかしながら今回は、カラーの異なるフランス音楽を、しかも全曲にわたって取り組むというなかば無謀な企画。特にショーソンやラヴェルといった、クールで滑らかな肌触りの曲は、未知の分野だったようにすら思っています。それをものにすることのなんという難しさ。

しかし、矢崎氏・プーレ氏をはじめとして、僥倖としか言いようのない指導者に恵まれたこのシーズン。フランス物を触ったこともない団員も多い中で、それぞれ、フランスの世界を垣間見ることができたのではないでしょうか。
当団の演奏が、フランスを感じさせたほどのものかはわかりません。しかしこの半年間、フランスのことばかり考えていたのは事実です。ここまでフランス音楽に浸れた半年間は、これまでにはありませんでしたし、この先もそうそうないでしょう。本当に貴重なシーズンでした。

さて、34thのメンバーも幹事を譲ることになり、今日から35thがフィルを引っ張っていくことになります(このブログでは、Vnのミッチーがおなじみですね)。どうなることやら、楽しみに見ていきたいと思います。

それでは最後に、今回の演奏会にお越し下さいました皆様、支えてくださった皆様に、もう一度お礼を。
ありがとうございました!

さて…次の演奏会は、卒演かな?
33rdの先輩、誰か書いて下さい~

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あと7日!で定演なんです

34thびよら奏者、たむろーです。
恐ろしいことに、ついに来週本番なんですね。


早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団
第65回定期演奏会


2011/12/11(Sun)
13:30 開演(13:00 開場)
会場:大宮ソニックシティ 大ホール
▲JR「大宮駅」西口より歩行者デッキにて直結徒歩3分

指揮:矢崎彦太郎
ヴァイオリン独奏:ジェラール・プーレ(♪)

曲目:
マスネ/組曲第4番「絵のような風景」
ショーソン/詩曲 ♪
サン=サーンス /序奏とロンド・カプリチオーソ ♪
ラヴェル/ラ・ヴァルス、組曲「マ・メール・ロワ」、古風なメヌエット

全席自由・800円(※学生・早稲田大学関係者無料)
※web予約により500円でご購入頂けます。

早稲田大学フィルハーモ二―管絃楽団HP:
http://www.wasephil.com/(PC版)
http://www.wasephil.com/i/(モバイル版)


指揮者tuttiもだいぶ数を重ね、プーレさんともお会いすること複数回。ラクールさんにもご指導頂き、さらにはヴァイオリンソロの代弾きをお願いしたOBさんや賛助の方にもご助力頂き、本当に恵まれたシーズンだったと思います。
正直なところ、この団に在籍している2年半、これほどの役者に恵まれたシーズンがあったでしょうか。
長いようで短かった第65回演奏会シーズン、画竜点睛を欠くことなきよう、本番もバッチリ決めて見せましょう!

今日はハープの方もいらっしゃり、ようやく曲が完成へ向かってきました。明日もホールを借りての全曲tutti。来週、大宮ソニックフランス旋風を起こ…せると良いなぁ。

しつこく使っている赤と青の配色、実はフランスを意識し…いやなんでもないです。

さてみなさん、来週、今シーズンの集大成をお見せします。是非足を運んで下さいね!
たくさんの人に聴いてもらいたいなぁ。

…個人的なことですが、私は、このシーズンが始まる前はドイツ一辺倒の人間でした。しかし最近は、フランス音楽を聴く時間が格段に増えましたね。今回のプログラム以外にも、ラヴェルのピアノ協奏曲とか、ドビュッシーの「海」とか、素晴らしい出会いをいくつもしました。
思い出深いシーズンとなりそうです。

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プーレさん、来たる

こんにちわ。35期セコバイのミッチーです(ー○ω○)ノ

さる11月25日、指揮者の矢崎先生、そしてソロ・ヴァイオリンのジェラール・プーレ氏を迎えて、初めて本番と同じメンバーによるtuttiが行われました。

まさに興奮と感動の嵐!!(約60日ぶり二度目)

矢崎先生との初tuttiの時もこの上ない衝撃を受けたのですが、今回のtuttiはさらにその上をいくすばらしい経験になりました。
今回のtuttiの最大の特徴は、緊張しがちだったこれまでの指揮者tuttiとは違い、終始圧倒的な楽しさに満ち満ちていたことだと思います。というのも、矢崎先生とプーレ氏がいかにも楽しげにコンタクトをかわし、今までにないテンションの高さでフランス語会話をなさっていたからです。

「何言ってるかわかんねぇ、だけどすげえ楽しそう!!(○ω○ー)」

矢崎先生もプーレ氏もとってもニコニコ。こっちもつられてニコニコ。
そこから引き出される音楽も生き生きしたものだったと思いたいものです。技術的にはまだまだ改善すべき点は山のようにあるのですが、とにかく音を楽しむ、演奏の喜びを感じるという点では、今回のtuttiが今までで一番であったろうとミッチーは確信しております。

それにしてもプーレ氏のヴァイオリンは圧巻でした。会場がまったく響かない場所だったのでもったいないと感じましたが、本番のホールではきっと素晴らしい響きのソロがきけると思います。広い会場であの音が滔々と流れていくかと思うと、もうそれだけで鳥肌…
個人的にはロンカプのGの5小節前が最高でした。って言っても伝わらないですよねそうですよね…

そのプーレ氏のタイミングに合わせるべくオケを引っ張る矢崎先生は、文字通り全身を使ってあらゆる指示を出してくださいました。pになるところでは体ごと沈み込み、

「消えたっ!?Σ(○ω○ー)」

と思わせるほど。譜面台の陰に入っちゃってホントに見えなくなったのです。かつてないほど大胆な動きで印象的でした。
そして何より印象的だったのは、お二人が顔を見合わせてお互いに音楽を感じ合っていたことです。

「近い!顔が近いよ!(○ω○ー)」

安直な言い方をすると、よくバンドのライブでギターとベースがお互いにアイコンタクトをとってタイミングを合わせてる、あれに該当するのかな、と。
にしてもお二人の顔近かったなぁ……

とまぁそんな感じのtuttiでした。
前回書きすぎたので今回は短めにして終わります!ミッチーでした!

(ー○ω○).o0(ところでお二人のサインはいつもらっていいんでしょうか?)

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フランスの香り

Bonsoir!初めてブログを書かせていただきます、ヴィオラのさえるんです。

いよいよ冬定まで17日となりました…!オールフランスシーズンも残り僅かとなり、練習がすごく楽しいと同時に、終わってしまうのがさみしくてたまらない、そんなこの頃です。しかし、まだ残された課題は山積み。本番までにやることは沢山あります。

そんな風に更に練習に熱が入ってくるこの時期に、なんと元パリ管絃楽団のジャン=ピエール・ラクール氏が指導に来てくださいました!
tuttiや弦練で2ndヴァイオリンのトップサイドに座って一緒に弾いていただいたり、ロンカプのVnソロを弾いていただいたりしました。

パリ管絃楽団は、その起源を1828年創設のパリ音楽院演奏会協会管絃楽団にまで遡る、フランスが誇る名門オーケストラです。前身のパリ音楽院管の創設以来、フランス音楽の主流をレパートリーとする伝統を守ってきました。そこで30年近く2ndヴァイオリンを弾いていたラクール氏は、フランス音楽はもうお手のもの。ラ・ヴァルスやマ・メール・ロワに至ってはもう何度弾いたか判らないとのことでした。

“百聞は一見に如かず”と言いますが、まさにその通りです。
沢山言葉を使って説明してもらうより、一回生の演奏を聴くのがやはり一番。
そんな体験を言葉で綴るのは何とも…という感じなのですが(笑)

ラクール氏の演奏はもう音から違いました。
何ともいえない、フランスらしさ。
音が、香る。
空気がふわっと動く。
どんな音もとにかく美しく、上品で、おしゃれで…。
それもわざとらしくなく、さりげなく。

ラクール氏が時折音を出すたび、みんなうっとりさせられました。

本当のフランス音楽は、こんなにもおしゃれで美しい。私たちの音楽はまだそれには程遠い。。。打ちのめされると同時に、練習意欲がふつふつと沸いてきました。

おかげさまで、本番近くに素晴らしい刺激を得ることができました!

そして、いよいよ明日はVnソリストのジェラール・プーレ氏との初合わせ。
勿論不安もありますが、それ以上にとってもワクワクしています…!!

オールフランスシーズン、最後まで存分に満喫していきたいと思います!

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早稲田祭公演

どうも34thのびよら奏者、たむろーです。

ご報告です。

早稲田祭公演、無事に終了しました!

学園祭初日の朝11時という早い日程の中ご来場頂いたお客さま方、本当にありがとうございました。
団員たちも頑張って早起きして一生懸命演奏したのではないかと思います。

泣く子も黙る大隈講堂で演奏するチャンスなんて、そうそうあるものではありません。入ることすらなかなかないのに、まして舞台の上に立つなんて。演奏する側にとっても、非常に有意義な体験でした。

今回取り上げましたマスネの「絵のような風景」と、ラヴェルの「古風なメヌエット」は、一ヶ月後の定期演奏会でも演奏致します。その頃には、さらにグレードの上がった演奏をお聴かせ出来ることでしょう。できるよね、ね?

それにしても毎年見ておりますが、早稲田祭は凄い人出ですね。
夜の高田馬場の学生たちの騒ぎも凄いものですが…。

早稲田祭公演翌日の日曜日は、二回目の指揮者tuttiでした。今回は中プロであるショーソンの「詩曲」とサン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」を中心に見て頂きました。

個人的なことですが、練習中にびよら末席で弾く私とも目を合わせて下さいまして、感激の極みです。他の団員に訊いても、目が良く合ったようですね。
帰りの電車も途中までご一緒してしまった…ドキドキ。

さぁ、残るは冬定だけですね!一直線!です!

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1年オケ

はじめまして!
36thのベース弾きしーちゃんです(^^)

先日10/23、当団の室内楽演奏会が行われました♪
ご来場くださった方ありがとうございました。
団員のみなさんは無事に終わりほっとしている方が大半だと思います。
お疲れ様でした!

この日、わたしたち36thにとってフィルでの初めての本番となった1年オケの発表がありました!

1年オケとは、1年生が主体となるオーケストラです。
運営から演奏まですべてを1年生で行います。
毎年この室内楽演奏会のラストプログラムとなっています。

今年の曲目は
ドリーブ/『コッペリア』より前奏曲とマズルカ
久石譲/『となりのトトロ』より風の通り道、となりのトトロ

でした。

練習過程はいろいろありましたが、
とりあえず本番はほんとうに楽しかった。
そんな記憶しかありません!
コッペリアの最初はすごく緊張したけど………笑
そのあとは終始うきうきでした(*^^*)

トトロの四分音符の刻みでは、音が踊っているのが自分でわかるくらい(☆w☆)

きっとわたしだけでなく、乗っていたすべての人が楽しく演奏していたのでしょう。
オケ全体が生き生きとしていたように感じました(^^)

毎年恒例(?)の指揮者によるネタも、想像以上に笑いがとれてよかったです笑

本番の楽しさはやはり音楽の醍醐味だなあとしみじみ感じる、そんな演奏会でした(*´∇`*)

この日に至るまで、
曲決めから始まり、セクション練やtuttiをはじめ、たくさん練習してきましたが…
正直オケ作りがこんなに大変だとは、思ってもみませんでしたf^-^;
いい演奏がしたいだけなのに、ただそれだけがとても難しいことでした。

乗っていた人の大半が不安を抱えていたに違いありません。
わたしもその一人でした。

そんな悩んでいたわたしを支えてくれたのはトップを始めとした同期や、トラで乗ってくださった先輩方でした(>_<) なかでもわたしに響いたのは、とある同期が発したこの言葉。
「36thみんなで音楽を作ろうとしてるあの時間が大好きだ」

オーケストラはチームプレイなのです。
仲間がいなければなにもできない。
と、強く実感しました。

よく考えたら(いや考えなくても)こんなことは当たり前で。
そうでなければソロでやればよいのです。
「なぜオーケストラなのか?」と聞かれたら、やはり他の楽器とのアンサンブルや他の人との音楽性の共有、という楽しさがあるからだと思います。

今回の1年オケも、同期で音楽を作ろうと試行錯誤できる貴重な機会でした。
この経験を生かして、もっともっといい音楽ができるようになりたいなあ。

だからオーケストラはやめられない!

と個人的には思っております(^-^)/

ということで、長く真面目に語りすぎてしまいましたが(゜O゜;)

ここが36thの出発点ということになるのでしょうか。
よい代にしていきたいです♪

そして、
乗ってくださった先輩方、ご指導くださった先輩方、本番聴いてくださった皆様、
本当に本当にありがとうございました!!!

この場を借りて御礼申し上げます。

さて、冬定に向けての練習がいよいよ追い込みに入っております!!

こちらも本番楽しめるように、オケのよさを味わえるように、練習がんばろうと思います♪

皆さんぜひ
12/11は大宮ソニックへ!

最後までお付き合いいただきありがとうございました(・∇・)/
ではまた☆

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定演フライヤー完成!

室内楽演奏会も終えて、いよいよ後は冬定まっしぐら(の前に早稲田祭公演がありますが)の、34thヴィオラ弾きのたむろーです。
室内楽演奏会については後日また書くことと致しまして、今日は別のお話。

さて先日、ついに冬定のフライヤーが公開されました。
こちら。

65th定演フライヤー

おおお。客演の両氏が大写し!
なんだかプロっぽいねぇ」との団員の声もありました。フライヤー負けしないよう頑張りましょう、皆さん。

webサイトでは、フライヤーの裏面も公開しています。そちらには矢崎氏・プーレ氏のプロフィールも掲載されていたりしますし、会場のアクセスもバッチリです。もちろん当団の概要も書いてありますよ。

さて、大学構内でこのフライヤーをばらまいたり、ポスターをぺたぺた貼る日々がいよいよやってくるというわけですね。街中でポスターをご覧の際には、ぜひぜひよく見て行って下さい。

ポスターできたら、バイト先に貼ってもらおうっと。

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室内楽演奏会来る!

最近意外と忙しい34thヴィオラ弾きのたむろーですこんばんは。

なぜ忙しいかと申しますと、室内楽演奏会が迫っているからなんですね。2曲演奏と多くもなく少なくもない私は、慣れない室内楽の練習に追われる毎日です。

ひとりでヴィオラパートを弾けるチャンスってそうそうないものね…。

そういうわけでひどく遅れて危うく機を逸すところでしたが、告知です!


早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団
室内楽演奏会

○日時
10/23(Sun)13:15開場 13:30開演
○場所
滝野川会館 もみじホール(南北線西ヶ原駅より徒歩7分、JR線駒込駅より徒歩10分)
☆入場無料☆


あ。終了時刻は書きませんでしたが、壮絶な数の団体が順番に延々と演奏していくので、ものすごい時間になります。
途中入退場大歓迎(というか必須)ですので、「知り合いが演奏するから聴きたい!」という方は、あらかじめその知り合いにいつ出演するのか訊いておくことをお勧めします。
だって、6時間近くも演奏聴くことになるし…

ちなみに名物一年オケは、予定では20時ごろになるようです。あくまでも予定では。
今年の曲目は
ドリーブ:「コッペリア」より~マズルカ
久石譲:「となりのトトロ」より~となりのトトロ、風の通り道
です。
果たしてどんな演奏を聴かせてくれるんでしょう…。

他にも、おなじみの金管・木管のアンサンブルや、弦楽合奏(男性だけ・女性だけ・二年生だけと、こだわりの三団体が出ます)、そして精緻な弦楽四重奏などなど、あんな曲やこんな曲がいっぱい。
お時間がありましたら、ぜひお越しください。

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冬シーズン佳境へ。

Q1.今日は何月何日でしょう?
A1.10月11日

Q2.定演は何月何日でしょう?
A2.12月11日

さあ、いつまでも時間があるなんて思ってちゃいけませんね。あと2ヶ月しかないんですよ。日数にしてあとわずか61日。

最近ミッチーにブログを任せっぱなしの、34thヴィオラ弾き・たむろーです。お忘れですかそうですか。

うーん。こんなに早いと思ってなかったな…。ちなみに2か月前は8月11日。弦合宿が終わったころじゃないですか。Q練がもはや懐かしい。
いよいよ練習もtuttiが多くなってきて、2年生のミッチーが既述の通り、第1回の指揮者tuttiも終了しました(圧倒的な文量からその感激が伝わってきますな…)。そろそろ本番を意識しなくてはいけない時期に入ってきています。

そして11月末には、いよいよVnソリストのジェラール・プーレ氏が練習にいらっしゃいます。その時期にもなって、音程ズレズレのショーソンだのロンカプだのを弾くわけにはいきません。
こっちは1ヶ月半しかないですよ…みなさん。

そして、冬定に先駆けてひとつ演奏会をやります。規模は小さめですけれども。


早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団
早稲田祭公演

2011/11/05(Sat)
11:00 開演(10:30 開場)

会場:早稲田大学 大隈講堂
指揮:征矢 健之介
♪ラヴェル/古風なメヌエット
♪マスネ/組曲第4番「絵のような風景」
♪ラヴェル/弦楽四重奏曲 ヘ長調より

全席自由・入場無料


学園祭の出し物です。こっちは実は1ヶ月ないんですね。マスネと古風なメヌエットは、1ヶ月早くお披露目なんですよ。乗り番の皆さん、ゆめゆめ「あと2カ月あるしまだ大丈夫か」なんて思われませんよう。

それにしても、2限より開場時間が早いとは…みんな遅刻しないよね? 代返きかないよ?

実は10月23日に室内楽演奏会があったりもするのですが…。詳細がはっきりし次第乗っけます。午後から半日くらいやるような…。
恒例の1年オケの発表もあります。練習風景についても、誰か書いてほしいな…。

そんなこんなでいよいよ佳境に入ってきた冬シーズン。後悔のないように頑張りましょう!
演奏会に興味をお持ちの方は、ぜひぜひ12/11は確保しておいて下さいね笑

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今季初の指揮者tutti!

こんばんわ。35期セコバイのミッチーです(ー〇ω〇)ノ

さる9月27日、矢崎彦太郎先生を迎えての初の指揮者tuttiが行われました。

まさに興奮と感動の嵐!

アドレナリン出っぱなしのものすごい経験でした。今まで指導してくださったあらゆる先生方にも何度も感動させられ、また勉強させてもらったのですが、今回の経験はひとしおでした。以下にどれだけものすごい経験だったか、やや興奮気味に書いていきますのでお付き合いください(^o^)/

自分は松岡先生以外の指揮者に振ってもらうことが初めてだったので、多分今までのあらゆる練習の中で一番緊張していました。
緊張でガチガチになってしまい、「これじゃいい音が出ない!」と焦ってますますペースを崩していく典型的な負の連鎖に陥ったわけですが、そこから救いあげてくれたのがまさに矢崎先生の指揮でした。

かなり細かいところまでこだわって振ってくれる。
ゆえに目が離せない。惹きつけられる、釘づけになる。
安直な言い方ですが、タクトが帯びるオーラがそのへんの指揮者とは違います。
そうとう力強く振り下ろされるのに、決して見苦しくなく、しかも繊細なのに明確。先生の言わんとする音楽が直接タクトから伝わってくる、一種のテレパシーを発してるんじゃないかと疑いたくなるような、つまりとてつもなく雄弁なタクトさばきでありました。

すごいのはタクトの振り方だけではありません。曲を止めてあれこれ指示する時の言葉のセンスにも感動しました。音楽ってそもそも抽象的なものなのに、言葉でどうしてあんなにわかりやすく表現できるのか。長い文章でだらだらと説明を続けるのではありません。むしろ短い言葉で端的に言いきってくれる、それがわかりやすい!
その言葉の選び方が、いや選んでいるわけではなく、自然と口をついて出てくるのかもしれませんが、とにかくその言葉の選択を決して間違えない。語弊がまったく生まれないような、本当に分かりやすい言葉を使ってくれます。

そして楽曲と楽器に対する理解の深さといったら、もうマリアナ海溝なんて水たまりみたいに思えるほど。まず手始めに一度通して洗いだした気になる点を、きわめて細部に至るまで、通した後にはっきりと指摘してくださいました。それも結構な数の箇所があって、正直言って「よくそんなに覚えていられるなぁ」と思ったのですが、あれが本物の指揮者なのかと純粋に感動しました。本物ってすごいや。

あれだけの指揮にこたえられる精度の高いオーケストラになるにはどうしたらいいか、なんて壮大なことを考えたりもしました。平パート員の仕事ではないかもしれませんが、意識を高く持つことは悪いことではないはず。
矢崎先生の要望、「こう鳴らしたい」、「こう響かせたい」という意見に万全に答えられたわけではなかったものの、今回の指揮者tuttiで一番感動したことは、自分たちオーケストラの集中力が普段とまるでちがう、研ぎ澄まされたものになっていたことだったかもしれません。
これも矢崎先生の指揮の妙技がなせる技でしょうか?
矢崎先生を中心として、オーケストラ全体が指揮者に同化していこうとするムードを感じました。自分も「この人に同化したい」と思ったのですが、みんなも同じ気持ちを抱いていたのかもしれないなぁなんて思うと少し嬉しかったり。
早稲フィルはまだまだこんなものじゃないってところを、矢崎先生にすこしは見せられたかもしれません。でも、まだまだこんなもんじゃない!

そんな風に感動しっぱなしの指揮者tuttiだったのですが、惜しまれるのは肝心の手がついていかなったことでした。目は指揮者とトップに釘付け(楽譜もろくに見ない)、頭はフル回転、なのに肝心のお手々がついてこない…
練習不足を痛感しました。矢崎先生もおっしゃっていましたが、まずはテンポ通りに正確に弾けるように、いまいちどやり直す必要があるようです。はたしてそれだけの時間があるのか若干不安ではありますが……
言うまでもなく、矢崎先生のやりたい音楽がどんなものかわかっていても、それを表現できなければ意味がない。オーケストラの難しいところですね。

あんまり個人的な自省を書いてもあれなので、とりあえずこの辺にしておきましょうか。
とにかく感動した指揮者tuttiでした。次までにはもっと弾けるようになって、そしてまた矢崎先生に釘づけになっていたいものです。釘づけになっていても弾けるようにならなくっちゃなぁ…

長文駄文におつきあいいただいてありがとうございました。
ミッチーでした(ー〇ω〇)ノシ

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