春合宿に行ってきました!

こんにちは!コントラバスのもーりくんからバトンを受け取りました。トランペットのなかたです。

少しずつ春を感じられるようになってきましたが、皆さまいかがお過ごしですか?私は花粉症ではない(はず)なのですが、最近目と鼻がムズムズして困っています。とは言え暖かくなってきたのはとても嬉しいですね!

今回は先日行われた春合宿・卒演合宿について書こうと思います。大丈夫、まだ1ヶ月は経っていないですし、時空なんて歪んでいませんよ…!

春の合宿地は新潟県。ご覧の通り一面銀世界です。

1月に東京に20㎝を超える積雪がもたらされたことは記憶に新しいですが、それとは比べ物にならない雪の量に圧倒されました。雪国、恐るべしです。

この合宿は年に数回ある早稲フィルの合宿の中でも一番大規模なものです。それというのも次の春定の練習の他に、10日後にせまった第39期生卒団演奏会(以下卒演)の練習も並行して行われるため、参加人数が普段の倍近くにまで膨れ上がるからなのです(合宿係の皆さま本当にお疲れさまでした…)が、この練習はなんと22時過ぎに始まるとってもハードなものなのです。私は卒演に乗っていないので練習には参加していなかったのですが、うわさによると初日は夜中の3時半ごろまでtuttiをやっていたとかなんとか…

卒演の詳細は以下の通りです。

2018年3月17日(土) 開場:12:50 開演:13:30

横浜みなとみらいホール 大ホール

ブラームス

悲劇的序曲

チャイコフスキー

祝典序曲「1812年」

サン=サーンス

交響曲第3番「オルガン付き」

指揮:征矢健之介

井上圭子(オルガン)

チケット

1階指定席(2,3階席には入れません)

前売り券:800円

当日券:1000円

前売り券はe+(イープラス)で現在販売中です。

早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団

※前売り券の販売は2018年3月16日(金)18:00までとなっております。

※当日券あり

 

偉大な39期の先輩方の4年間の集大成ということで、素晴らしい演奏会になること間違いなしです!一度で三度おいしい感じのプログラムですし、みなとみらいでオルガン付きが聴ける絶好の機会でもあるので、皆さま是非お越しくださいませ♪

 

さて、現役の春合宿についても触れたいと思います。

この合宿では6月2日(土)に行われる第78回定期演奏会で演奏する

ヴェルディ/歌劇「ナブッコ」序曲

リスト/交響詩「レ・プレリュード」

ブラームス/交響曲第1

の3曲の練習をしました。

まだまだ練習が始まったばかりという段階で、どの曲も大変な状況です。曲そのものの難しさというのもあるのでしょうが、自分たちの基礎力不足を改めて思い知らされた5日間でした。平昌オリンピックで羽生結弦選手が66年ぶりのフィギュアスケート男子シングル2連覇を成し遂げたのは丁度合宿中の出来事だったのですが、その後のインタビューでおっしゃっていた「芸術というのは明らかに正しい技術、徹底された基礎によって裏付けされた表現力。」という言葉が心に重く響いたという団員もきっと少なくないでしょう。(もちろん羽生選手と私たちでは立っている舞台も次元も違いすぎますが…)

前回ご紹介いただいた通り私はブラームスのトランペット1stを吹かせて頂いております。「トランペット奏者的にブラームスは吹いてて微妙」というのはその楽譜のシンプルさや目立つところの少なさが、他の作曲家(例えばマーラー)の作品に比べると「微妙」だと感じるトランペット奏者も中には存在する(私は寧ろこういう曲の方が好きです)ということだと思うのですが、そのシンプルさ故に奏者の基礎力が露呈してしまうのがブラームスのトランペットの特徴の様に感じられます。個人練習をしていても、セクション練習やtuttiで吹いていても「なんでこんなに吹けないんだ!」と不甲斐なさを感じずにはいられませんが、自分の音と向き合う良い機会だと思って精進しようと思います。

話が逸れてしまいましたね…まだまだこれからという段階でのこの春合宿でしたが、多くのトレーナーの先生方からの熱い指導を賜り一歩前進できたのではないでしょうか。あと3ヶ月、頑張りましょうね!

次はトロンボーンの癒しキャラ、よねちゃんにバトンを渡したいと思います!よねちゃんよろしくね~