第34期生卒団演奏会、来週です!

こんばんは。34期チェロのまえすとろです。4年生にして初投稿です。なぜ僕がまえすとろと呼ばれているのかは聞かないでください(笑)

さて今日このブログに投稿している理由は他でもない、我ら34期生が主催する「卒団演奏会(通称:卒演)」の開催が来週水曜日(3月20日:春分の日)に迫っているからです

卒演とは
卒演合宿についてはたむろー君が報告してくれたのですが、ここで卒演とは何なのかおさらいしておきたいと思います。卒演とは、4年間の大学生活も終わりに近づき、この早稲フィルをこの3月に卒団することになる卒団生が、最後の締めくくりとして開催する演奏会のことです。ここ20年ほどは、卒団生が主体となって(レギュラーシーズンと同様の)大規模オーケストラ編成で演奏するスタイルが定着しています。

指揮の征矢健之介氏(敬愛の念を込めて征矢先生と呼ばせて頂きます)は、当団のトレーナーとして我々が信頼を寄せている方です。征矢先生のオーケストラ指導を4年間受けてきた団員は、征矢先生の情熱と歌心に感化されて「征矢色」になっていると言っても過言ではないほど、我々の音楽を育むのに多大な貢献をして下さっています。

卒団演奏会と銘打ってはいるものの、この大規模なオーケストラを編成するためにOB・OGさんや3年生以下の現役生にも参加してもらっています。もちろん選曲をはじめ様々な運営は我々34期生が行っています。アマチュア・オーケストラの特徴として「演奏する団員が運営も行う」ということが挙げられますが、卒団演奏会の場合はまさに卒団生が一から作り上げた演奏会と言えるのではないでしょうか。

演奏曲について
今回の1曲目、チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲は、第34期生のコンサートマスターがソリストを務めます。彼はこの曲にただならぬ思いを持っており、一昨年に好評を博したリムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」を上回る、力強く芯の太い熱演を聴かせてくれることでしょう。必聴です。

そして今回のメイン、マーラー/交響曲第5番(通称「マラ5」)は数あるオーケストラ曲の中でもかなり大規模な編成を必要としています。そして難局でもあります。演奏会に出演する団員は、音符でびっしりと埋め尽くされた楽譜とにらめっこしながら、マーラーの要求する高度な技術と高次元の表現性に少しでも近付こうと日々奮闘しています。まさに、OB・OG、現役生、そして卒団生の総力戦です。

演奏会に向けて、私たちは最後の仕上げ、というよりも追い込みに取り掛かっています。技術ではプロにはかないませんが、曲に込める思いは誰にも負けていません。仲間と演奏する喜び、とくにこれまで4年間共に歩んできた同期生と同じステージで演奏できる幸せをかみしめながら、ホールいっぱいに音楽を響かせ、来場いただいたお客様とともに音楽を作っていきたいと思います。

以下、演奏会の詳細です。

◆◆◆早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団 第34期生卒団演奏会◆◆◆

2013年3月20日(水・祝)
13:30 開場/14:00 開演

会場:練馬文化センター 大ホール(こぶしホール)
*西武線・都営大江戸線「練馬駅」北口より徒歩約1分

指揮:征矢健之介

ヴァイオリン独奏:酒井義人(第34期生コンサートマスター)

♪マーラー/交響曲第5番
♪チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲

入場無料・全席自由(整理券等不要)

主催:早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団 第34期生
お問い合わせ: wpo34_pr@hotmail.co.jp

◆◆◆◆

説明が長くなりましたが、これまで私どもは一生懸命練習してまいりました。ぜひ会場でその成果をご覧いただき、お聴き頂ければと思います。ご来場を心よりお待ち申し上げます。

color(追加案)