弦合宿にいってきました!

みなさん、初めまして!にっしーからバトンを受け取ってだいぶ時間が経ってしまいましたが、改めまして・・・

39期2ndVn.トップのまどぅです!学生にとって天敵である試験期間を乗り越え、ようやく夏休みに突入しました!試験期間はフィルの団員にとって、こわーーい期間なのではないでしょうか。なぜなら、その期間は「勉強」を理由に練習しないことをごまかせてしまうからです。。そしてそれは、試験期間が明けてからの練習で痛感することになるのです。。。。

 

さて、これ以上言うと墓穴を掘りそうなのでこのあたりで本題へ!(笑)

ちょうど先週末、我々弦パートは弦合宿に行ってまいりました!!

一年生はこの合宿がフィルの団員としての初の合宿なので、バスの中でも盛り上がっていました。元気!対して二年生以上は合宿での疲れをすでに予測しているからなのか、ほとんどがゆったり(ぐったり?)している、というような状態でした。私も一年生の時ははしゃいでいた記憶があります…たった二年前のことなのに、遠い昔のようです…

 

弦合宿は3日間という短い期間で行われますが、内容はとても充実したものになっています。その一つとして、毎年恒例のバイオリン・ビオラ合同の基礎練習をご紹介しましょう。

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写真は練習風景です。バイオリンのトレーナー・征矢先生が毎年ご指導してくださいます♪この練習は、楽器の構え方や弓の使い方といった基本的なところから始まります。この練習を一年生と一緒に受けることで、いかに基本的なことが大切で、そしてとても難しいか、ということがわかります。三年目になっても、たくさんの気づきのあるとても貴重な時間でした。三年目だからこそ、なのかも知れません。

このレッスンの一番のポイントは「いい音が出なかったら、弾く場所を変える」ということでした。実践していけるようにしたいですね!

 

弦合宿では、ここだけでしか行われないQ練というものがあります!QはQuintet(クインテット)の頭文字からきていて、1stバイオリン・2ndバイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバスの5パートそれぞれから何人かずつで少人数の班を編成し、全班、指定された曲の同じ部分を合宿最終日の夜に発表するというものです。

毎年その年の冬の演奏会の曲が課題曲となるのですが、今年は5班のうち4班がメイン曲・チャイコフスキー「悲愴」2、3楽章から抜粋部分、1班が前中プログラムのボロディン「イーゴリ公」とプロコフィエフ「ロミオとジュリエット」から抜粋したものを発表しました!

写真はチャイコフスキーのお面をつけて発表に挑む、コンマス班の発表です(笑) このように、各班音楽のうたいかただけでなく外見にも工夫していてとても見ごたえがあります(^^♪

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また、Q練終了後はビオラパートによる「伊福部昭作曲 シンフォニア・タプカーラ ビオラ8重奏版」とチェロパートによる「ユリウス・クレンゲル作曲 賛歌(12重奏)」の豪華なアンサンブルがありました。どちらも普段はあまりお目にかかる機会の少ない弦合宿ならではの演奏で、とっても素敵でした♪

 

Q練で各班いろいろな工夫を凝らし、どうすればより良い音楽を作れるのか、と沢山の反省や発見があったと思います。私たち弦パートはその反省・発見をバネにして、残り4か月、本番に向けて邁進していきます!!!

 

<第75回定期演奏会>
2016年12月25日(日) 13:30開場 14:00開演

@杉並公会堂 大ホール
指揮 松岡究
*オールロシアプログラム*
チャイコフスキー / 交響曲第6番「悲愴」
プロコフィエフ / 「ロミオとジュリエット」組曲(抜粋)
ボロディン / 「イーゴリ公」序曲

 

ここまでお付き合い頂いて、どうもありがとうございました。

次は、悲愴で1stを務めます、39期オーボエのひかるにバトンタッチしたいと思います!管合宿がんばってね~~!!