こんにちは!!
まいこからブログを引き継いだ39thVnのりえこです。
今年の夏まで一年イギリスに留学していました!フィルの定演にのるのは、1年半ぶりです!
正直まさか、このタイミングでブログがまわってくるとは思っていませんでした(笑)(しかも初ブログ)
今まで同期が曲に対する自分の思いを熱く語ってくれていると思うので、
わたしは、留学中フィルにいなかった時音楽とどう向き合ってきたか、
そして今シーズンにかける思いというものを少しつづらせていただこうとおもいます。
が、その前に写真を取り入れながら昨日おこなわれたGPについて!
昨日、指揮者の松岡先生の最後の練習がありました!
約3時間の練習の中で、全プログラムを弾く超ハードスケジュールでしたが、最後の練習ということもあり、いつも以上に熱がこもっていたのではないかと思います。
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GPの練習風景(後ろからの様子をパーカスのめいちゃんがとってくれました!!)
ではここから留学中の音楽との関りを通して、感じたことを少し書かせていただきます。
私は留学中も現地のオーケストラに参加していました。レベルや規模はほどんど知りませんでしたが、バイオリンを弾ける環境から一年離れることはとても不安だったので、ホームページで存在は確認していた大学オケに参加できることを期待し、バイオリンを抱えイギリスに向かいました。
無事に入団できたものの、慣れるのには時間がかかりました。
現地の練習は週1回、しかもほぼ毎週tuttiでした。週3回パ―練、セクション練、tuttiなどトレーナーさんのご指導のもと様々なアプローチで練習に取り組むフィルとの違いに戸惑い、日本人はもちろんアジア人もあまりいない中続けていけるのかという不安を感じました。
学内演奏会を控えていたので、このような練習に対する団員のモチベーションはあるのか、演奏会はうまくいくのだろうかとマイナスなことばかり考えてしまいました。
しかし、少しずつ練習の雰囲気にも慣れてきたかなというある時、現地の先生の一言が心に響きました。
「イメージをふくらませるためにみんなで歌おう。楽器を弾ける前にハートで歌えなければならない。」
同じようなことをフィルの弦トレーナーさんがおっしゃっていたことを思い出し、とても驚きました。
同時に音楽は異なる言語、異文化、価値観をもつ人々をつなげてくれるもの、音楽をやるうえで一番大切なことは心から音楽を楽しむことに改めて気づかされました。
留学中、フィルに参加できないさみしさを幾度となく感じていましたが、音楽の原点なる思いを留学先で再確認できたような気がします。
演奏会もたくさんのお客さんに聞いていただき、音楽を通じた他国の友達もでき、異国でオーケストラに参加できたことは今では良い思い出です。
帰国して早半年たちますが、留学先のオケのことは今でも度々思い出します。
また、この半年間、久しぶりのフィルの定演にどのような思いで自分がのぞみたいのかについても考えてきました。
フィルに復帰して一番感じたのは、運営、演奏面で中心的な役割を果たしていた同期の存在です。みんなの存在を”ビック”に感じました。。
途中参加の形で運営の仕事も担ってきましたが、小さなことでも分からないことは教えてくれて、どんなに助けられらことか。。
また、様々な人におかえり!!とあたたかいメッセージをいただき、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。フィルに戻ってきてよかったと心から思いました。
明日の演奏会は私にとって久しぶりの本番であると同時に運営代最後の区切りの場でもあります。
団員と比べ、みんなと演奏できる機会は少なかったけれど、久しぶりにみんなと演奏できること、今まで支えてくれた人々にたいする感謝の気持ちを忘れずに明日はのぞみたいなと思っています。
だいぶ長くなってしまいましたが、明日の演奏会情報です!!
【早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団 第75回定期演奏会】
2016年 12月25日(日)
13:00開場 13:30開演
会場:杉並公会堂(JR中央線/東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅北口より徒歩7分)
指揮:松岡 究
♪ボロディン / 歌劇「イーゴリ公」序曲
♪プロコフィエフ / 「ロミオとジュリエット」組曲(抜粋)
♪チャイコフスキー / 交響曲第6番「悲愴」
※未就学のお子様のご入場はご遠慮いただいております
当団HP
http://www.wasephil.com/
なお、ご好評によりチケットが完売いたしました。
そのため、現在すべてのご予約を終了し、当日券の販売を中止しております。
誠に勝手ながら、当日ご案内できるのは、
・既にチケットをお持ちの方
・チケット取り置きの方
・web、電話予約でチケットをご予約済の方
・演奏会サイト(*)無料招待チケットお申込みのかた
*コンサートスクエア、アマービレ、オケ専、みんなの公演情報
のみとさせていただきます。
招待メール・はがきをお持ちの方や、学生・65歳以上の方でも、上記にあてはまらない方はご入場をお断りさせていただきます。
大変心苦しいですが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
さて次のブログは一年間コンマスとしてフィルをひっぱてきてくれた同じファーストバイオリンのたむたむです!
私が想像できないほどフィルにすべてをささげてくれたと思います。本当にお疲れ様!!