それぞれの音楽

みなさんお疲れ様です!

女神千桜様からバトンを受け取りました、43期、コンサートマスターを務めさせていただいた中島柊と申します!

皆さん冬定ほんとにお疲れ様です!
まず、この場を借りて、ここまで早稲フィルを引っ張っていってくれたあっしーを始めとする幹事会の皆さん、そしてフィルのみんなに感謝です。ほんとにありがとうございました。

今シーズンはほんとに多くのことがたくさんありました。
練習場所が使えない。会場がとれない。学館が空かない。

そもそも演奏会ができるのかすらわからない。

でも、こうして無事演奏会を終えると、ほっとするとともに、3年間あっという間だったなという気持ちでいっぱいです。

そして、やっぱり入った当初のことを思い出します。

”よねかい”という陽気な男とつるみ、たくさんお酒を飲んでた合宿。

コンマスとして迎えた初めての舞台、一年オケも忘れられません。是非またどこかでみんな大好き”ショッカー”の独特な指揮で演奏したいのは僕だけではないはずです。

初めての定期演奏会は、今までオーケストラで演奏したことがなかった僕にとって圧巻でした。オケの迫力に包み込まれるような感覚の中でのチャイコフスキー第五番。”ごはん”さんの大きな背中が揺れるのを必死に追っていたのを思い出します。

今でも大好きな曲の一つです。

その後も様々な活動がありつつ、1年前の冬はラフ2でした。3楽章の切なくとも甘すぎるメロディーは何度聞いても強く心が動かされます。


そんなこんなで3年の冬の定期演奏会が終わりました。

ほんとにあっという間だったという気持ちです。

そして、やっぱり音楽、そしてオーケストラ、早稲フィルが好きだなと思いました。

”好き”という感情だけではどうにもならない部分もたくさんあります。でも、このよくわからないけど好き、やりたい、という感情こそが人を突き動かすモノなのではないかと思っていますし、音楽なのではないかと思っています。

「音楽は世界共通の言葉」
などという言葉はよく耳にしますが、僕は本当にその通りだと思っています。

覚えておきたい、忘れたくない、そんな気持ちで皆作曲し、創られた音楽は、どんな言葉よりも鮮やかに、繊細にその時の情景、気持ちまでもを表現するものになる。

そして、演奏されるたびに、演奏者、観客それぞれが、それぞれの気持ち、想いを重ね、それぞれの音楽としてずっとずっと残り続けるのだと思います。

フィルでの活動の中で出会えた曲、その全てが、その時のことをぶわーっと蘇らせてくれるような曲であり、僕だけの大切な音楽です。

フィルの運営代としての音楽は終わりましたが、僕含め、みんなに素晴らしい出会い、そして新たな音楽が出来上がっていくことを願って、閉じたいと思います。

皆さん!ありがとうございました!