春と強化と、新潟をとりもどす

こんばんは。36期Vcのむかえです。
春定まで2週間きりましたね。そろそろラストスパートかな。。。

寒暖の激しい時期は過ぎましたが相変わらず喉にくる風邪が流行っているようで
団員をはじめこのブログを読んでくださっている方々、体調管理には気をつけてください。

それではミッチーさんに続いて強化合宿詳細書きまーす!(わぉわぉ)

新歓イベントを終えた早稲フィルでは毎年GW返上で合宿をします。いわゆる”強化合宿”に行きます!
春定まで残り日数も少なく思わず焦ってしまします。強化合宿ではトレーナーの先生方に徹底的にみていただき、着実に濃い練習をしてきました。

5月2日から5月5にかけて新潟県南魚沼市にいって参りました。
この時期に新潟!と思いきや、ずっと宿舎にコモルーしますので寒さなんか関係ありません。むしろ熱いぐらいです。

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「下山」という言葉を感じさせない土地が練習意欲を掻き立てる

行きのバスからしーちゃん企画で「譜面書き込みスキル上達ワークショップ」を催したり、時間はできる限り有効に使います。初日は授業のある大学もあり、バスも先発後発体制でしっかり対応。先に到着した人たちは大急ぎで準備し、後発組が来てすぐにtuttiができるようにします。そしてtutti開始時刻はなんと23:30
いつの日かの合宿を追想させますね!(わぉわぉ)

季節合宿と同じように朝は弦練&管打練を詰めて夜はtutti。日数も少ないので一つ一つの練習の重みが違います。
空いた時間に自主練をしたり非公式練習を入れたり、合宿の過ごし方は人それぞれ。

いつも以上にハードスケジュールですが、
しっかり指導してくださるトレーナーの先生方やOB・OGには本当に感謝です(/ _ ; )

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チューニングなう

今回は4時(深夜28時)寝7時起きの生活で練習していた人も多く、
日頃消化できなかったところにぶつかっていけたのではないでしょうか。
(「あれ?もうこんな時間!?」と感じること多々)
緊張感のあるなかでの合宿はほんとうに集中できます^^

ですが演奏会前になっても
「音程」と「指摘されたことをしっかり身につける」
は散々言われている現状(>_<) 鵜呑みにしないで、ちゃんと咀嚼して 残り少ない日数でどれだけ成長してみせるか
ひとりひとりが感じるところですね。

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ああこの日が近づいてきている。。。
それでは大事なお知らせ

早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団
第68回定期演奏会


シューマン/交響曲第1番「春」
マスネ/組曲第七番「アルザスの風景」
チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」



指揮 松岡究
日時:2013年5月19日(日)13:30開場・14:00開演
場所:神奈川県立音楽堂 大ホール

・JR・市営地下鉄「桜木町」駅から徒歩10分
・京浜急行「日ノ出町」駅から徒歩13分
・みなとみらい線「みなとみらい」駅から徒歩20分
・横浜市営バス・京浜急行バス
 横浜駅東口バスターミナルから乗車
  *市営8、26、58、89、105、京急110系統
 「紅葉坂」下車徒歩7分
  *市営103系統「戸部1丁目」下車徒歩5分
※公共交通期間をご利用ください

全席自由 800円/学生無料(早稲田大学関係者及び65歳以上無料)
(未就学児のお子様はご遠慮頂いております、ご了承ください)

フライヤー

桜木町は誰にとってもほんとうに心落ち着く場所です
それでは5月19日、当日の素敵な過ごし方については誰かが書いてくれるでしょう^^
神奈川県立音楽堂へぜひともお立ち寄りくださいっ

さぁ、このブログを見ている画面から飛び出して演奏会へ⇒

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ロミオとジュリエット 第四幕

こんばんは。35期セコバイのミッチーです(ー〇ω〇)ノ

GWを利用し、新潟県へ強化合宿に行ってきました!
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が、そちらの詳細は他に譲るとしまして、今夜は『あらすじで読むロミオとジュリエット』の第四回をお送りいたします。

パリスとの婚約を迫られながらも、どうしてもロミオと結ばれたいジュリエットはロレンス神父のもとを訪れましたが……

ロレンスは一計を案じ、ジュリエットに眠り薬を渡した。
ロレンスの考えた作戦はこうだ。この薬を飲むと、ジュリエットは仮死状態になって二日間死んだように眠り続ける。まわりの者たちはジュリエットが死んだと思い込み、彼女を棺に入れて町はずれの霊廟へ運び入れるだろう。
ロレンスはこれからロミオに手紙をやって、彼をジュリエットが目覚めたところへ駆けつけさせる。ロミオはジュリエットを町から連れ出してくれることだろう。
ジュリエットはこの提案を即座に受け入れ、屋敷へと帰って行った。

その夜、ジュリエットはロレンスに言われた通りに薬を飲んだ。すると彼女の躰からは血の気が引き、文字通り死んだような深い眠りに落ちていった。
ジュリエットが死んだと思ったキャピュレットとパリスは悲しみに暮れたが、彼女の亡骸を町はずれの霊廟へと運んだ。
一方ロレンスは、ジュリエットが仮死状態にあることと、彼女を連れ出すべしということをしたためた手紙を使者に持たせ、ロミオのもとへ送っていた。だがこの使者は途中で事故にあい、ロレンスの伝言がロミオに届くことはついになかった。
そのころ追放先のロミオは、街の友人からジュリエットが死んだという知らせを受け取っていた。ロミオの心は千々に乱れた

「馬鹿な!ジュリエット!僕を置いて行ってしまったというのか?!そんなことは耐えられない!ジュリエット、今夜こそともに眠ろう!このロミオ、君を一人にするものか!」

ロミオは薬屋を呼び寄せて強力な毒薬を買うと、その足で霊廟へと向かった。いまや、彼は死ぬ決意を固めていたのである。
そのころ霊廟には、婚約者ジュリエットの死を信じられないパリスが、彼女の死に顔をもう一目見たいと夜の闇をおしてやってきていた。

「愛するジュリエット、どうして君は行ってしまったんだ……これから毎夜、君に花を手向けよう。それしかできない私を許してくれ、ジュリエット……」

悲嘆にくれるパリス。するとそこへ、急ぎ駆けつけたロミオが姿を現した。

「待っていろジュリエット。今すぐ君のもとへ行こう!」
「あれは追放されたモンタギューのせがれ!奴がなぜここに?!おい、貴様、ロミオ!!」
「パリス伯爵か?僕の邪魔をしないでくれ。僕はいま忙しいんだ」
「何を言っているんだ!追放された身でこんなところに現れるとは。ひっとらえて警察に突き出してやるぞ!」
「僕の邪魔をするつもりか!ならば容赦はしない、決闘だ!」
「望むところだ!!」


人の運命を司るのは、神か、偶然か。
二人はいまや剣を抜き、お互いのすべてを賭けて戦うのであった。

物語はいよいよ終盤!だらだらと続いてきたこの企画も次回が最終回です!

そして大事なお知らせです!

チャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」を含む豪華プログラムでお送りする
早稲フィル第68回定期演奏会まで、あと2週間を切りました!

         第68回定期演奏会
        2013/5/19(Sun)13:30 開場 / 14:00 開演
        会場 : 神奈川県立音楽堂
        指揮 : 松岡究

               シューマン / 交響曲第1番「春」 R.Schumann / Symphonie Nr. 1 B-Dur Op. 38 “Fruhling”
               マスネ / 「アルザスの風景」 J. Massenet / Scenes alsaciennes
               チャイコフスキー / 幻想序曲「ロミオとジュリエット」 P.Tchaikovsky / Overture-Fantasy “Romeo and Juliet”

皆さま、5月19日はお誘いあわせの上ぜひ横浜へ足をお運びください。

ミッチーでした(ー〇ω〇)ノ

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30秒演奏会更新!

こんにちは、36期ホルン吹きのしなしなです。
20年生きてきて初のブログ投稿です!よろしくお願いします。

新学年をスタートさせた人はもちろん、新入生も新しい生活に慣れ始めたころではないでしょうか。
そんな今日この頃ですが、このブログの左端にあるコーナー「30秒演奏会」を更新し、
昨年11月に開かれた早稲フィル第67回定期演奏会の録音を聴けるようにしました!

いまさら?と思われた方、遅くなってすみません。何せブログ人生初なので…どうかお許しくださいm(_ _)m

ここで、「30秒演奏会」について改めて少々ご紹介を。
「30秒演奏会」とは、早稲フィルの演奏をなるべく多くの方に知っていただけるように立ち上げられたコーナーです。各曲のいいところを独断と偏見で選び、約30秒ほど抜粋したものです。演奏会に行っていなくても演奏会の気分を (30秒だけ) 味わえてしまうという、すばらしいコーナーなのです!ちなみに今回アップした第67回冬定演は、あの飯守泰次郎先生早稲フィル夢の共演が実現した回なのです!演奏会で聴けなかった方、必聴です。

しかし、都合により音質を落とさざるを得ず、音がザラザラとしていてやや聞き苦しいものもあるかもしれません…。

やっぱりこれは演奏会に行って生で演奏を聴くっきゃない!というわけで改めまして、第68回定期演奏会の内容をどうぞ!

第68回定期演奏会
2013/5/19(Sun)13:30 開場 / 14:00 開演
会場 : 神奈川県立音楽堂
指揮 : 松岡究

シューマン / 交響曲第1番「春」 R.Schumann / Symphonie Nr. 1 B-Dur Op. 38 “Fruhling”
マスネ / 「アルザスの風景」 J. Massenet / Scenes alsaciennes
チャイコフスキー / 幻想序曲「ロミオとジュリエット」
P.Tchaikovsky / Overture-Fantasy “Romeo and Juliet”

今回は、前回の埼玉から東京を飛びこえて神奈川へ移動し、日本にいながらにしてロシア→フランス→ドイツへと、擬似世界旅行を体験できる(?)豪華3曲プログラムを奏でます!
ぜひ聴きにいらしてください!お待ちしております!

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ロミオとジュリエット 第三幕

こんばんは。35期セコバイのミッチーです(ー〇ω〇)ノ

新学期が始まり、キャンパスに活気が戻ってきました。ふと耳を澄ますと、

「ごめん、名前なんだっけ?」
「どこに住んでるの?」
「LINEとかFacebookやってる?」

などなど、新しい出会いを感じさせる新入生たちの会話が聞こえてきます。
早稲フィルも新入団員を獲得すべく、各種新歓イベントを開催しております。
詳しくは当ブログ3/23付の記事をご覧ください。

さて、『あらすじで読むロミオとジュリエット』は今回が三回目です。
ついに心通わせた二人の物語は、いよいよ佳境に入ってきますが……

翌日、ロミオとジュリエットは二人だけの結婚式を挙げるため、ロレンス神父のところへやってきた。
いつも温かみのある笑みを浮かべているロレンス神父は、二人を前にして言った。

「それでは、手早く済ませてしまいましょう。あなた方二人は、病める時も健やかなる時も、共に歩み、他の者に依らず、死が二人を分かつまで愛を貫き、夫は妻を、妻は夫を想い、これに寄り添うことを誓いますか?」
「「誓います」」
「この二人に幸あれ。アーメン」
「「アーメン」」


こうして二人は結ばれた。しかし、その幸せは決して長く続くことはなく、むしろごく短い間に、二人は引き裂かれてしまうことになるのである。

次の日、道を歩いていたロミオは、運悪くティボルトと鉢合わせしてしまった。ティボルトは先日のパーティーの一件でロミオへの憎悪を募らせており、彼に決闘を申し込んだ。

「剣を抜け!このオカマ野郎!」
「待ってくれティボルト!僕はもはやキャピュレット家の敵ではないんだ!」
「何をわけのわからんことを!さっさと剣を抜くんだ!抜かないのなら、こっちから行くぞ!!」
「ま、待て!!」


容赦なく斬りかかってきたティボルトに、ロミオはやむなく応戦してしまう。しばらく切り合ったのち、ロミオはついにティボルトに致命傷を負わせてしまった。

「ぐはっ!!………な、なんじゃあこりゃああああああああっ!!!!」
「し、しまった!!」


ティボルトは絶命し、彼を殺めてしまったロミオは、その罪を問われて街から追放されることになってしまった。
しかし街を出る前に、ロミオはジュリエットのもとへ赴き、一夜を過ごすのだった。

夜明け前、二人の別れの時が近づいてきた。

「もうすぐ朝だ。空が明るくなるにつれて、僕たちのこころは暗くなっていく」
「行ってしまうのね、私の大好きな人…」
「行かなくては、捕まってしまう。ジュリエット、これからも変わらず、僕は君を愛し続ける」
「私もよ、ロミオ。どんなに離れていても、私はあなたを愛し続けます」
「さようなら、愛しい人。朝のヒバリが鳴いている」
「ああ、ロミオ…」


二人は口づけをかわし、ロミオは去って行った。
ちょうどそこへ、キャピュレット氏がやってきた。ロミオとジュリエットが結ばれたことを知らないキャピュレット氏は今や、ジュリエットをパリス伯爵のもとへ嫁がせようと画策しているのであった。

「ジュリエットや、お前に大事な話がある。ん?泣いているのか?」
「いいえ、お父様…ちょっとあくびをしていただけ。それで話って?」
「お前の幸せのために、縁談をまとめてきた。お前は今度の木曜日にパリス伯爵の花嫁となるのだよ」
「パリス伯爵?!お父様、そんな!」
「決して悪い話ではない。お前の幸せのためだ」
「そんな…私は……」


たまらない気持になったジュリエットは、その場から逃げ出し、ロレンス神父のもとへ向かう。

決闘のシーンです。
我々が演奏するチャイコフスキーの幻想序曲には、キャピュレット家とモンタギュー家の対立を表す第一主題の部分がありますが、その激しい音楽はまさに命を賭した決闘のシーンにぴったりと言えましょう。怒涛のような旋律の奔流に押し流されそうになる感覚は、自らの意志とは無関係に戦わざるを得ない運命に翻弄されるロミオたちの、やるせなく悲劇的な姿に通ずるところがあるように思います。

長くなりました。次回もお楽しみに!
ミッチーでした(ー〇ω〇)ノ

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譜面書き込みスキル上達ワークショップ!

お久しぶり?です
36期Cbしーちゃんです。
いいかげんしーちゃんと自称するのもつらい学年になってきました。苦笑

さて、先日ベースパートで集まり、
譜面書き込みスキル上達ワークショップ
という企画を開催しました^^

こんなかんじ。

写真1_~1

ふだんのtuttiでトレーナーや指揮者に指摘されたことを上手く素早く書きこむためのスキルを身につけよう!ということで持ち上がったこの企画。(関係ないけど、ベースは弾いたあと書きこむときに体制を瞬時に変えるのが大変なのです←?)
お菓子を食べながら、時に雑談も交えつつ、みんながどんな書き込みをしているのかを共有したり、「こんなときはどう書いたらいいの?」という疑問についてみんなで考えたり教えたり。
一時間半のワークショップはあっという間に終わりました。

先生はこの方です。
写真2_~1

内容をすこしご紹介しますと、

1.なぜ書き込むのか
→日々の練習を無駄にしないため
2.書き込みのポイント
→(1)あとでみて思い出せる
(2)綺麗に書き込む(譜面を綺麗に保つ、やみくもに書かない)
(3)情報の共有ができる
3.書き込みの流れ
基本は
指示→理解→書き込み
でも、指示がすぐに理解できなかったら、とりあえず言われたとおり書き込む。そのあとトレーナーやトップに確認し、改めて書き込む。

という講義を受けたうえで、書き込みの記号とか書き方について話し合いました。

先生の板書はこんなかんじ。
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ノートをとるパート員。なんか変なペンを持っているようにみえるけど。
写真4_~1

練習のなかで指摘をうけて、「あ、こういうことに気をつければいいんだな」ってなって、それをパッと見てわかるかたちですぐ書き込むのって、とても難しいですよね。
でも、書かないと忘れてしまうし、毎回同じ指摘を受けることになってしまう。
それを防ぐために、譜面に書き込むスキルって実はとても大事なのですね。
わからなくてもとりあえず書く、という過程はとってもとっても重要です。
これ期末テスト出るらしいですよ!!!
日本語で書くのはなんか恥ずかしい…と思う人もいると思うけど、まずはとりあえず書いてみましょう。

そして、書き込みが自分だけでなく他の人(弦楽器ではとくに同じプルトの人)にもわかるように書くということも、大事ですね。
私もパート員に伝わりやすい書き込みを心掛けたいと思います。

共有した書き込みの記号については聞いてくれれば教えるよ∧( ‘Θ’ )∧←書くのめんどくさいだけ

わたくしはこのブログ書きながら復習しております。
これからの練習に生かすぞーーーー!( *`ω´)

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ロミオとジュリエット 第二幕

こんばんは。35期セコバイのミッチーです(ー〇ω〇)ノ

随分と久しぶりの投稿になってしまいました。この2か月の間にいろいろなことがありましたね……34期の先輩方が卒団してしまうとは……未だに実感がないのですが。
とにかくすばらしい卒団演奏会でした。いまさらではありますが、ご卒団おめでとうございます。

気が付けば我々35期も四年生。後輩たちは春定にむけて日夜真剣に取り組んでいます。
本番まであと1か月半。ここからが正念場ですね。
そして今年もまた新入生を迎えることになります。
どんなメンバーが入ってくるか、今から楽しみです(*^_^*)

前置きが長くなりましたが、今夜はあらすじで読むロミオとジュリエットの第2幕を途中までお送りします。すでに忘れ去られているこの誰得企画、果たして定演までに完結することはできるのか?!

                              †第二幕†

宴会場を抜け出したロミオは、どうしてももう一度ジュリエットを一目見たいと思い、こっそりとキャピュレット家の中庭に忍び込んだ。彼はジュリエットの姿を探し求めながらつぶやく。

「僕の心は、今やあの人のもとにあるのだ!心がここに残っているのに、どうして体だけが去って行けようか?ややっ?あそこに立っているのは?」

ロミオが見つけたのは、館のバルコニーに立つ愛しきジュリエットであった。

「ああ、ロミオ、ロミオ!どうしてあなたはロミオなの?!」

ジュリエットの突然の独白に驚くロミオ。
彼はとっさに身を隠し、ジュリエットの言葉にしばし耳を傾けた。

「モンタギューがなんだっていうの?キャピュレットがなんだっていうの?ロミオ、あなたが私を愛すると誓ってくださるなら、私はもう家柄なんてどうだっていい!私はあなたのものになります!」
「それはまことですか?ジュリエット?」


ジュリエットの予期せぬ言葉に、ロミオは思わず叫んでいた。

「だ、誰?!」
「僕です、ジュリエット」
「ロミオ!ロミオなのね!!あなたがなぜここに?!」
「眠る前に、あなたのお姿を一目見ておきたかったのです」
「そして私の独白を聞いてしまったのね……でも私、後悔はしないわ。私の気持ちに偽りはないんですもの」
「ジュリエット……ならば僕も誓おう。全身全霊を込めて、君を愛すると!!」
「ロミオ…」


すると、館の奥の方から、キャピュレット氏の声が聞こえてきた。

「ジュリエット~?誰と話しているんだい?」
「お父様だわ!なんでもないの~!ロミオ、行ってちょうだい。あなたがうちの人に捕まったら大変なことになる」
「ジュリエット、僕はまだ…!」
「お願いロミオ!明日になったら、ロレンス神父のところで待っていて!必ず行きますから!!」
「待っているよ!ジュリエット!」
「ロミオ!」
「ジュリエット!」
「ロミオ!!」
「ジュリエット!」
「ロミオ!!明日、明日また逢いましょう!」
「神父さまのところで!!」

はい、一番有名なシーンですね。ここにきて愛の昂りは最高潮となったわけですが、この先二人には、誰もが予期しなかった悲劇が待ち構えているのです。
次回もお楽しみに!ミッチーでした(ー〇ω〇)ノ

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新歓の季節になりました

こんにちは!
37期フルート吹き、かやです(^^)

34期の先輩方、卒演お疲れ様でした。
そしてご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

私も客席で聴いていましたが、ただただ圧倒されてしまって、あの感動を形容する言葉が見つかりません…(^^;)
とにかく身の引き締まる思いでした。。。

さてさて、早稲田の桜も綺麗に咲いて参りました( ´ ▽ ` )ノ
春ですね〜。
春ということは!
新歓!
始まります!

ここに新歓のスケジュールを載せておきます。
4月から大学生のみなさん!
ぜひぜひお越しください(((o(*゚▽゚*)o)))

早稲フィルはインカレなので、早稲田生はもちろん 他大生も大大大歓迎です!!

○新歓ブース設置期間
4/2,4/3は雨天のため中止いたします。
・早稲田キャンパス
3/30(土)、4/1(月)〜4/4(木)
9〜17時(4/4のみ16時終了)

・戸山キャンパス
3/30(土)、4/2(火)〜4/4(木)
9〜17時(4/2のみ16時終了)

変更になりましたm(__)m
4/2(火)14〜16時
4/3(水)、4(木) 9〜17時

・西早稲田キャンパス
ブースの設置はありません。
3/30(土)、4/1(月)はビラ配りしている団員がいるはずなのでお気軽にお声かけください(^-^)/

新歓ブースでは、お菓子を食べながら団員とお話します♪
早稲フィルについて知りたいこと、たくさん聞いてみてください(^-^)

○新歓イベント

4/5(金)
・ガイダンス16:00~17:00
@学生会館
・tutti公開18:15~
@区立十条台ふれあい館

4/6(土)
・tutti公開18:15~
@区立十条台ふれあい館

嵐の予報のため中止になりました。

4/12(金)
・DVD上映会&質問会 18:15~
@学生会館

4/13(土)
・ガイダンス16:45~17:45
@学生会館
・セクション練公開18:15~
@学生会館

4/16(火)
・ガイダンス17:00~18:00
@学生会館
・新歓コンパ19:00~
@高田馬場にじゅうまる

4/19(金)
・ガイダンス18:15~19:15
@学生会館
・新歓演奏会19:30~
@学生会館B201

4/20(土)
・ガイダンス16:45~17:45
@学生会館
・tutti公開18:15~
@学生会館B201

4/23(火)
・ガイダンス17:00~18:00
@学生会館

4/27(土)
・ガイダンス16:45~17:45
@学生会館
・セクション練公開18:15~
@学生会館

4/28(日)
・入団式13:00~
@学生会館

【集合場所&時間】
◆ガイダンス、DVD上映会、新歓演奏会
開始15分前 学生会館2階エントランス

◆公開練習
・学生会館
18:00 学生会館2階エントランス

・十条台ふれあい館
17:15 学生会館2階エントランス または 18:00 埼京線 十条駅南口

◆新歓コンパ
18:15 学生会館2階エントランス(ガイダンス参加者はそのまま誘導)

※学生会館は早稲田大戸山キャンパス(東西線早稲田駅より徒歩5分)にあります。

少しだけ補足説明を。
ガイダンスでは、フィルの活動についての説明・パート紹介をした後、希望パートごとに団員とお話します(^-^)
7回ありますが全て同内容です。

DVD上映会では、昨年冬の定期演奏会のDVDを一部上映します。
フィルの本番の様子が知りたい方はぜひぜひ!

公開練習では、トレーナー指導による練習を見学できます。
普段どんな練習をしているのかチェック!

新歓コンパ!これは全員来ましょう!笑
フィルの飲みは平和すぎるくらい平和でとっても楽しいです。
これを機に団員と仲良くなっちゃいましょー( ´ ▽ ` )ノ

新歓演奏会では、アンサンブルとオーケストラ演奏を披露いたします!

みなさんとお会いできるのを団員一同楽しみにしております。
ぜひぜひ私たちと一緒にオーケストラやりましょう( ´ ▽ ` )ノ♡

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また会いましょう

おはようございます。34thびよら弾き・たむろーです。
現在、3月23日の午前9時半。卒演が終演してから、約2日半が経過しています。
なんというか、終わってしまったなぁ…と。

まずは、卒団演奏会にお越し下さいましたみなさま、本当にありがとうございました!
平均をはるかに超える900人超のお客様においで頂き、34th一同、感激の極みです。

そして我々34thは、3月20日をもちまして、早稲フィルを卒団致しました。
何事も、終わりが来ることは分かっていたけれど、いざ来てしまえば「短かったなぁ」と振り返るのが常です。フィルの4年間とて、例外ではありません。
つい昨日、なんていうのは誇張気味ですが、せいぜい入ってから2年くらいしか経っていないような気がするのに、よく考えたら、入団したの2009年ですよ。前回のWBCの直後じゃないですか。
そういえば今回の卒演は、WBC決勝とやや被り気味だったので、気が気ではなかったのですが、結果はご存知の通り。良かったのか悪かったのか…

34thが一緒に現役として過ごした代は、31stから37thまでにもなります。平均20~30名として、他代だけで140名前後の学生と一緒に演奏してきたことに。そこにOBOGさん、先生方を加えれば、お世話になった人は数え切れません。
34thが存在し、成長し、こうして卒団演奏会という晴れ舞台を踏めたのは、先輩後輩、先生方、そして応援して下さるお客様方抜きではあり得ません。
34thの卒団演奏会だったけれども、それを作り上げたのは、34thだけではなかった、ということです。

まだまだ、早稲フィルで弾きたい!吹きたい!叩きたい!と思う34thもいると思います。
しかし、先達がそうしてきたように、次の世代に譲ることにしましょう。そして、後輩たちの演奏を心待ちにしましょう。

そして34thのみんな、また会いましょう。

さて、あまり感傷的なことをつらつら書いても仕方ないので、短めに締めることにします。
当ブログにて、長らく拙文を寄せておりました私ですが、これで筆を置くことになると思います。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
今後とも、早稲フィルをよろしくお願い致します。

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34期、卒業するってよ

初めまして、34期打楽器の内田です。
あだ名はありますがとてもここには載せられないようなあだ名なので割愛します。

来週はいよいよ待ちに待った演奏会なんですが、誰が見てんだっていうこのブログで散々しつこく宣伝してるみたいなんで今更特に宣伝はしないです。
じゃあなんてお前はブログ書いてんだって話なんですけどね、もう演奏会まであと数日で終わると思うとね色々感慨深くなる…

わけないです。マラ5はタイムマシンがあったらマーラーがいる時代に戻って「お前の曲はラブレターにしては難しすぎるんだよ、手紙にしろバカヤロウ」と殴りたいくらいだし、その上チャイコンまでやろうとしてるんだからもうね感傷に浸っている暇なんか一切ないわけです。精神と時の部屋があったら今すぐ入りたいくらいまだまだ頑張ってる途中なわけです。

こんな無謀なプログラムを組んだ34期ってどんな人達なんだろうと思っているお客さんもいると思うんでね、34期とはどんな人達なのかを色々思い出しながら少しだけ紹介しますね。

ぼくたち!わたしたちは!
つぎのえんそうかいをもってわせふぃるをそつぎょうします!

なぐりあった!

とっぷかい!

むずかしかった!

しぇへらざーど!

たいへんだった!

おーるふれんちぷろぐらむ!

色々思い出して見たんだけどこれくらいしか思いつかなかったのは頭の中の消しゴムが勝手に消去してしまったからでしょう。一部フィクションがありますがざっと言えばこんな感じです。いつだったかサイゼリヤでトップ会をして議論が紛糾して空気が最悪だった時に有線から流れてきたスピッツの「空も飛べるはず」は一生忘れることはないでしょう。もっと詳しく知りたいと思う方は深作欣二監督の『バトルロワイヤル』という映画を見ればよりわかると思います。

書いてきて疲れたのでここでさっきドラえもんから貰ったウソ800を飲みますね。

みんな自分のやりたいことを全然主張しないから喧嘩なんて一切なく議論は毎回スムーズに終わるし、やる曲は毎回びっくりするくらい簡単な曲ばっかだった。だから演奏会終わっても全然やりきった感じしなくて全然記憶に残ってないや。本当に楽な代でよかったわ。
コンマスは僕が知ってる中で1番下手くそでかっこよくないし、ビオラなんか全然トップがちゃんとしてないから後輩からの信頼もゼロだし、チェロなんて本当仲悪くて、コントラバスにいたってはトップの苗字があべだし意味分かんない。
管楽器は管楽器で、木管は他の代に比べて信じられないほど下手くそばっかだし、金管なんてもう本当に暗くて下手で最低の奴らだったな。その中で唯一打楽器だけが上手くていつもみんなを引っ張っていってた。

だからね、僕はこんな代なんて大嫌いなんですよ。さっさと演奏会終わらせてもう二度と顔も見たくない。
34期で演奏することはもうないなんて思っても全然寂しくなんかないし、清々する。
本当下手くそで最低の代だったよ。これから今までのように毎週お前らと会わなくて済むと思うと本当人生楽しくてしょうがないや。
お前らと過ごした4年間は人生で最低の4年間だったよ。

おっと、どうやらここでウソ800の効果が切れたようだ。

だらだら書いてもしょうがないので最後にもう一度だけ宣伝して僕は消えるとします。

◆◆◆早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団 第34期生卒団演奏会◆◆◆

2013年3月20日(水・祝)
13:30 開場/14:00 開演

会場:練馬文化センター 大ホール(こぶしホール)
*西武線・都営大江戸線「練馬駅」北口より徒歩約1分

指揮:征矢健之介

ヴァイオリン独奏:酒井義人(第34期生コンサートマスター)

♪マーラー/交響曲第5番
♪チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲

入場無料・全席自由(整理券等不要)

主催:早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団 第34期生
お問い合わせ: wpo34_pr@hotmail.co.jp

◆◆◆◆

どうやらサントリー方面で裏番組があるようですが、リヒャルトなんていつでも聞けるんだからこっちに来たほうがいいにきまってる。こんなプログラムを聞ける機会なんて滅多にないし、なんせタダですからね。
それにいつもブログを書いているたむろーの顔も見れますよ。たむろーの顔がわからないという方はビオラの方を見て頂ければ一発で分かると思います。川越達也もびっくりのドヤ顔で弾いてるでしょうから。

というわけで、今会えるアイドル、34期パーカスの内田でした。
もう二度とこのブログを書くこともないでしょう。ばいぁーぃ
そして最後に一言

私達34期の笑顔と音色であなたのそのハートいただきます。

PS:ウソ800だからね、真面目に受け取って殴ったりしないでね。

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第34期生卒団演奏会、来週です!

こんばんは。34期チェロのまえすとろです。4年生にして初投稿です。なぜ僕がまえすとろと呼ばれているのかは聞かないでください(笑)

さて今日このブログに投稿している理由は他でもない、我ら34期生が主催する「卒団演奏会(通称:卒演)」の開催が来週水曜日(3月20日:春分の日)に迫っているからです

卒演とは
卒演合宿についてはたむろー君が報告してくれたのですが、ここで卒演とは何なのかおさらいしておきたいと思います。卒演とは、4年間の大学生活も終わりに近づき、この早稲フィルをこの3月に卒団することになる卒団生が、最後の締めくくりとして開催する演奏会のことです。ここ20年ほどは、卒団生が主体となって(レギュラーシーズンと同様の)大規模オーケストラ編成で演奏するスタイルが定着しています。

指揮の征矢健之介氏(敬愛の念を込めて征矢先生と呼ばせて頂きます)は、当団のトレーナーとして我々が信頼を寄せている方です。征矢先生のオーケストラ指導を4年間受けてきた団員は、征矢先生の情熱と歌心に感化されて「征矢色」になっていると言っても過言ではないほど、我々の音楽を育むのに多大な貢献をして下さっています。

卒団演奏会と銘打ってはいるものの、この大規模なオーケストラを編成するためにOB・OGさんや3年生以下の現役生にも参加してもらっています。もちろん選曲をはじめ様々な運営は我々34期生が行っています。アマチュア・オーケストラの特徴として「演奏する団員が運営も行う」ということが挙げられますが、卒団演奏会の場合はまさに卒団生が一から作り上げた演奏会と言えるのではないでしょうか。

演奏曲について
今回の1曲目、チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲は、第34期生のコンサートマスターがソリストを務めます。彼はこの曲にただならぬ思いを持っており、一昨年に好評を博したリムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」を上回る、力強く芯の太い熱演を聴かせてくれることでしょう。必聴です。

そして今回のメイン、マーラー/交響曲第5番(通称「マラ5」)は数あるオーケストラ曲の中でもかなり大規模な編成を必要としています。そして難局でもあります。演奏会に出演する団員は、音符でびっしりと埋め尽くされた楽譜とにらめっこしながら、マーラーの要求する高度な技術と高次元の表現性に少しでも近付こうと日々奮闘しています。まさに、OB・OG、現役生、そして卒団生の総力戦です。

演奏会に向けて、私たちは最後の仕上げ、というよりも追い込みに取り掛かっています。技術ではプロにはかないませんが、曲に込める思いは誰にも負けていません。仲間と演奏する喜び、とくにこれまで4年間共に歩んできた同期生と同じステージで演奏できる幸せをかみしめながら、ホールいっぱいに音楽を響かせ、来場いただいたお客様とともに音楽を作っていきたいと思います。

以下、演奏会の詳細です。

◆◆◆早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団 第34期生卒団演奏会◆◆◆

2013年3月20日(水・祝)
13:30 開場/14:00 開演

会場:練馬文化センター 大ホール(こぶしホール)
*西武線・都営大江戸線「練馬駅」北口より徒歩約1分

指揮:征矢健之介

ヴァイオリン独奏:酒井義人(第34期生コンサートマスター)

♪マーラー/交響曲第5番
♪チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲

入場無料・全席自由(整理券等不要)

主催:早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団 第34期生
お問い合わせ: wpo34_pr@hotmail.co.jp

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説明が長くなりましたが、これまで私どもは一生懸命練習してまいりました。ぜひ会場でその成果をご覧いただき、お聴き頂ければと思います。ご来場を心よりお待ち申し上げます。

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