卒団演奏会のお知らせ

こんばんは。
早稲フィルをもうすぐ卒業する33期、のコントラバスのまじまです。

さて。
再来週、3/20(火・祝)は、私たち早稲フィル33期生による卒団演奏会ですよ!

第33期生 卒団演奏会

2012/03/20 (火・祝) 13:30 開場 / 14:00 開演
会場 : 大田区民ホール・アプリコ 大ホール ⇒アクセス(大田区公式ホームページへ)

指揮 : 征矢 健之介
フルート独奏 : 大久保 繭音

ショスタコーヴィチ/ 交響曲第5番ニ短調
モーツァルト / フルート協奏曲第2番ニ長調
ドヴォルザーク / 序曲『謝肉祭』

その年の卒団生を中心に、団員やOBの方にお手伝いいただきながら
最後に派手に演奏してやろう!と毎年行われているのが卒団演奏会です。

昨年は震災の影響で残念ながら卒団演奏会を行うことができませんでした。
卒団前に最後に同期でこのような演奏会が開けることって、幸せなことですね。改めて。

そんな4年間の最後を締めくくる、演奏会のメインはショスタコの5番。重っ。

初演は1937年。
当時社会情勢が不安定だったソ連の中で、作曲者自身もいろいごたごたあった中で書かれた曲です。

冒頭から暗く激しいカノンではじまるこの曲は、
軽く、皮肉っているかのような2楽章、むせび泣きと叫びが聞こえるような3楽章と続き、
曲のラストも「強制された歓喜」などと解釈されたりするなんとも言えない終わり方です。
(「ショス5 解説」でググりましょう)

簡単に言えば、ひたすら暗い曲です。
そんな曲の随所に、作曲者のどこに向けるでもない、でもしっかりとした感情が表れた音楽なんだと思います。

そんな聴かせどころ満載な曲が大得意なのが早稲フィルの卒演です(^^)
「熱演」には定評あるマエストロのご指導の下、曲も奏者のテンションも盛り上がっております。

本番では会場の皆様を引き付けて離さないような演奏ができる・・・はず!
きっと楽しんでいただける演奏会になると思います。ご期待ください。

ちなみに会場の大田区民ホールは、5月の定期演奏会と同会場です。
3月のうちに一度いらしていただければ5月も迷わず会場にお着きいただけますよ(^^)

では、皆様のご来場、心よりお待ち申し上げます!