卒演が始まるようです

どうも平日のお昼からこんにちは、そしてお久しぶりです、34thのびよら弾き・たむろーです。
「おぉ、まだ生きてたか」と言われても仕方のないほど、前回の私の記事から間隔が空きましたね。
平日の昼ものんびりしているこの4年生、なんだかバチが当たりそうです。

さて、本日はですね、34thの卒団演奏会のご案内をしたく、久しぶりにペンを、じゃなかったキーボードを執った次第です。
卒団演奏会とは、その年で当団を卒業していく4年生(院進や、その他の事情で残る人もいますけど)を中心としたオーケストラでお届けする、その年度、早稲フィル最後のイベントです!
学生としての最後の演奏会になる4年生も多く、社会人になって楽器を続けるのが難しい人もいたりして、みないろいろなものを胸に期した演奏会になることでしょう。

過去の曲目はと言いますと…
去年は33rdがショスタコーヴィチの5番を、その前は32ndがチャイコフスキーの4番を(残念ながら、震災直後で公演中止になってしまいましたが…)、その前は31stがチャイコフスキーの5番を、さらに前は30thがショスタコーヴィチの10番を、29thは火の鳥を、28thはシェヘラザードを…

ロシア大好きなんですね、みなさん。

ですがしかし、34thはこの伝統に終止符を打ちこみまして、ついにメインに非ロシアものを持ってきました!
今回のメイン曲は、マーラーの交響曲第5番です!!!
あのマーラーですよ。長くてごちゃごちゃしてて、聴き通すのは大変だけど、聴くとおなかいっぱい満腹感の味わえる、あのマーラーですよ。
70分を超える演奏がざらにあるこの曲目、スコアを見ればわかるのですが、げんなりするくらい複雑です。それでもこの曲をやりたい!という34thの熱い思いが(!)、かの難曲をメインに据えることに決めたのでした。
やるからには、「複雑だー」「わかんねー」「落ちるー」とか言ってないで頑張りましょうね。

そういえば、今東京駅のCMでアダージェット(4楽章)が使われているとか、使われていないとか…


うーん、きれいですね。後の妻へのラヴレターだったとか。こんなの書いたら、やっぱりイチコロなんですかね

さて、この超巨大曲をメインに据える都合上、今回は2曲プロになります。
前半を華やかに彩るのは、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です!!!
こら、「やっぱりロシアじゃん」とか言わない!
ヴァイオリン協奏曲の中でも、泣かせ節のメロディと、超絶技巧爆発のソロを擁する、大人気曲が選ばれました。
ソリストは、当団34thコンマス・酒井義人です!(シェヘラザードでの熱演が記憶に新しいですね…みなさん覚えてます?)

これだって難曲。この難曲+難曲、いったい34thはどうやって料理してくれるのでしょう…
って、他人事じゃありませんね笑

というわけで、まとめです。


早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団
第34期生卒団演奏会

マーラー/交響曲第5番
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲(Vn独奏・酒井義人)
指揮:征矢健之介

日時:2013年3月20日(祝)13:30開場・14:00開演
場所:練馬文化センター 大ホール(西武線・都営大江戸線 練馬駅北口より徒歩1分)
全席自由・入場無料(未就学児のお子様はご遠慮頂いております、ご了承ください)



34th卒演フライヤー暫定
実は、こんなかっこいいフライヤーも、暫定ですができているんですよ(後ろの写真の楽器は、団員誰かのものだとか…誰だろう?)。
これから正式版が出るのか、はたまたこれが正式版に繰り上がるのか、乞うご期待です。

そんなわけで、そろそろ卒演の初tuttiも近いです。
もう宣伝しちゃいましたからね、引き返せませんよ、34thのみなさん。頑張りましょう!

みなさんは、是非とも2013/3/20の予定を空けておいてください!最後の演奏会です!ぜひ!
よろしくお願い致します。