ロミオとジュリエット 第二幕

こんばんは。35期セコバイのミッチーです(ー〇ω〇)ノ

随分と久しぶりの投稿になってしまいました。この2か月の間にいろいろなことがありましたね……34期の先輩方が卒団してしまうとは……未だに実感がないのですが。
とにかくすばらしい卒団演奏会でした。いまさらではありますが、ご卒団おめでとうございます。

気が付けば我々35期も四年生。後輩たちは春定にむけて日夜真剣に取り組んでいます。
本番まであと1か月半。ここからが正念場ですね。
そして今年もまた新入生を迎えることになります。
どんなメンバーが入ってくるか、今から楽しみです(*^_^*)

前置きが長くなりましたが、今夜はあらすじで読むロミオとジュリエットの第2幕を途中までお送りします。すでに忘れ去られているこの誰得企画、果たして定演までに完結することはできるのか?!

                              †第二幕†

宴会場を抜け出したロミオは、どうしてももう一度ジュリエットを一目見たいと思い、こっそりとキャピュレット家の中庭に忍び込んだ。彼はジュリエットの姿を探し求めながらつぶやく。

「僕の心は、今やあの人のもとにあるのだ!心がここに残っているのに、どうして体だけが去って行けようか?ややっ?あそこに立っているのは?」

ロミオが見つけたのは、館のバルコニーに立つ愛しきジュリエットであった。

「ああ、ロミオ、ロミオ!どうしてあなたはロミオなの?!」

ジュリエットの突然の独白に驚くロミオ。
彼はとっさに身を隠し、ジュリエットの言葉にしばし耳を傾けた。

「モンタギューがなんだっていうの?キャピュレットがなんだっていうの?ロミオ、あなたが私を愛すると誓ってくださるなら、私はもう家柄なんてどうだっていい!私はあなたのものになります!」
「それはまことですか?ジュリエット?」


ジュリエットの予期せぬ言葉に、ロミオは思わず叫んでいた。

「だ、誰?!」
「僕です、ジュリエット」
「ロミオ!ロミオなのね!!あなたがなぜここに?!」
「眠る前に、あなたのお姿を一目見ておきたかったのです」
「そして私の独白を聞いてしまったのね……でも私、後悔はしないわ。私の気持ちに偽りはないんですもの」
「ジュリエット……ならば僕も誓おう。全身全霊を込めて、君を愛すると!!」
「ロミオ…」


すると、館の奥の方から、キャピュレット氏の声が聞こえてきた。

「ジュリエット~?誰と話しているんだい?」
「お父様だわ!なんでもないの~!ロミオ、行ってちょうだい。あなたがうちの人に捕まったら大変なことになる」
「ジュリエット、僕はまだ…!」
「お願いロミオ!明日になったら、ロレンス神父のところで待っていて!必ず行きますから!!」
「待っているよ!ジュリエット!」
「ロミオ!」
「ジュリエット!」
「ロミオ!!」
「ジュリエット!」
「ロミオ!!明日、明日また逢いましょう!」
「神父さまのところで!!」

はい、一番有名なシーンですね。ここにきて愛の昂りは最高潮となったわけですが、この先二人には、誰もが予期しなかった悲劇が待ち構えているのです。
次回もお楽しみに!ミッチーでした(ー〇ω〇)ノ