更新が遅くなりました!ななみんからバトンを引き継ぎました、バイオリンの西山と申します。
2019年12月26日に文京シビックホールにて早稲フィル40周年記念演奏会が行われました!文京シビックホールは自分が高校生の時、皆さんご存知のオーケストラフェスタで演奏したことがあり、その時の印象は「すごくでかいホールだな!」というものでした。まさか大学最後の演奏会も文京シビックで行う事が出来るだなんて思ってもいませんでした。
今回のプログラムの一曲目はサン=サーンス作曲の死の舞踏でした。この曲はとても変わっており、変則調弦のバイオリンを使うよう指示されています。これをどのように演奏するかをユーチューブで沢山調べました。驚きだったのは、冒頭の開放弦の響きの所を指で押さえて演奏しているオケもあったことです。「これでいいの!?」というのが素直な感想でした笑 ちなみにこれです→https://www.youtube.com/watch?v=ytpqcJ1IfoA
結局団員からバイオリンを貸していただき演奏しました。本当に楽しかったです!皆さんありがとうございます。
二曲目はくるみ割り人形です。高校最後の定演のアンコールで花のワルツを提案したのですが、ハープが難しすぎて却下されました笑 花のワルツのハープがすごく好きです!ゲネプロの日に初めて生で聞いたとき鳥肌が立ちました。よく家のピアノでハープの譜面を弾いていたのですが、ハープで演奏されると本当にすごかったです。「花のワルツ」という美しい題名に相応しく、華麗で繊細でため息が出るようでした。
メインはラフ2でした。3,4楽章はよく聞いていましたが、全楽章ちゃんと聞いたのは少し前の六大学の演奏会でした。実際に演奏してみて思ったのは、本当に音符の量がすさまじく体力消耗が激しかったです笑 バイオリンの譜面は恐ろしいまでに休みが少なく、それ以外は常に刻んだりメロディを弾いたり裏方に回ったりしています。本番の演奏で自分は三楽章の盛り上がったところですごいミスをしてしまいましたが、原因は左手が疲れすぎてたことだと思っております。本当に皆様申し訳ありませんでした。4楽章を弾き終えた時の達成感はとても大きかったです。
演奏会が終わった後に、普段全くクラシックを聴かない友達から、これからクラシック聞いてみようかな!といってもらえたのがすごくうれしかったです。そのあとラインでどれ聞けばいいの?といわれたので、とりあえずドヴォルザークとチャイコを推しときました。大学三年間で沢山の曲を演奏しましたが、特に運営代の時に演奏した6曲はこの先の人生で何回も聞き返すことになると思います。40歳とか50歳の時に聞き返した時に、早稲フィルの思い出が様々思い出されるのが今から楽しみです!皆さん本当にありがとうございました。