きどりんです。黒ネコさんはご多忙のようですね。僕にメールを返してくれませんし。笑
もうすぐあの日から1週間が経とうとしていますね。
ご来場いただいた方々、もしここを読んでくださっているようでしたら、団員を代表して御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
今回は例年に比べても、大変多くのお客様に御越し頂けたようです。
お蔭様で、第57回定期演奏会は成功裡に終わりました。
これからも当楽団…ワセフィルを暖かい目で見守っていてください。よろしくお願い致します。
ありがとうございました。
続きは僭越ながら、団員の皆様宛です。
前シーズンもお疲れ様でした。各人各様、思うところはあるのでしょう。
以下は本番直前、とある団員同士の会話です。
「いやー、始まっちゃうなぁ。まぁ一瞬で過ぎちゃうんだろうな」
「始まった瞬間に終わったようなモンだよ」
僕はこの会話、横で聞いてただけなのですが…
なんだか「音楽」というものを端的に捉えた一言だと思って、耳に残りました。
「音」である限り、それは放たれた瞬間に響きとなって、空間に消えてしまいます。
この辺り、興味のある人はアウグスティヌス『告白』中の“時間論”を読んでみると良いかも。
本番はやっぱ一瞬で終わりましたね。
それにシーズン自体も一瞬だったし、
もっと言えば大学生でいられるのも一瞬のことなのかも。
人生でさえ?
でも、だからこそ、一回一回の本番を大切にする意味があるのだと思います。
一瞬だから、その瞬間を共有しているから、伝わるんですよね。
「音」は、すぐに消えちゃうけど、「音楽」になったら、誰かが感じてくれるはず。
ワセフィル。
終わった瞬間に始まりもするのです。
今シーズンも頑張りましょう!
というわけでCD紹介します。次あたり。