室内楽演奏会

こんばんわ。35期セコバイのミッチーです

さる9月24日は、早稲フィルの室内楽演奏会でした。
午前11時半に開演し、すべてのプログラムを終えるのは午後9時を回った後というとんでもない長さの演奏会であります。有志による数々の室内楽の演奏、年々参加団体が増えている気がします。それだけ自分たちの音楽をやりたい人が多いということ。実にすばらしいではありませんか。

そして今年の室内楽演奏会には、豪華なゲストの方も参加してくださいました。元パリ管のヴァイオリン奏者である、ジャン=ピエール・ラクール氏です!
ラクール氏は昨年のオールフランスシーズンでもフィルの練習に参加してくださり、その時は我ら2ndヴァイオリンのトップサイドに座っていただいたり、ロンド・カプリチオーソのソロヴァイオリンを弾いていただいたりしました。
そして今回の室内楽演奏会では、モーツァルトの弦楽四重奏曲第15番を演奏してくださいました。
オールフランスシーズンの時にも感じたことですが、ラクール氏の奏でるヴァイオリンの音色の、なんと柔らかくて甘美なことか。
ふんわりとした弓のタッチから、とてつもなく豊かな響きがホール全体を包み込む。

感動しました。

今まで自分は力技のフォルテしか知らなかったんだなぁと実感して、楽器が鳴るっていうのはああいうことなんだと体感して。それからそれから…
とにかく様々なことを感じた演奏でした。聞いていた団員全員にとっていい刺激になったことと思います。
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そして、演奏会の最後には毎年恒例の1年オケがありました。これについてはまた日を改めることにしましょうか。

さて、今週末にはいよいよ日本が誇るマエストロ、飯守泰次郎先生による、ブラームス交響曲第一番の指揮者tuttiが控えています。飯守先生との初合奏ということになりますが、果たしてどうなることやら…
とにかく全身全霊で演奏していく所存。粉骨砕身の覚悟で頑張ります。そして2か月後の本番では、納得のいく演奏をお届けしてみせます。

精神論の権化、ミッチーがお送りしました(ー〇ω〇)ノ

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新練について

こんにちは、ご無沙汰しております。
36thコントラバスのしーちゃんです^^*!
(「しーちゃんです、って自己紹介の仕方イタいよね」って言われたけど気にしない)

昨日ミッチーさんが全体合宿について書いておられましたので、
新練について書こうと思います。

新練は、1,2年生だけで結成するオーケストラで、春定が終わってから活動が始まり、夏の全体合宿の最終コンパの前に練習の成果を発表します。

今年の曲目は
オペラ「どろぼうかささぎ」序曲/ロッシーニ
ニュルンベルクのマイスタージンガー 第一幕への前奏曲/ワーグナー

の2曲でした!
それにしてもなんてくどい曲目、、笑

今年苦労したのはまったく雰囲気の違う曲なので、音の扱い方などがずいぶんと違ったことでしょうか。
トレーナーの先生にも何度もご注意いただきましたね。。

本番までによくなったとこ、うまくできなかったとこ、どっちもありましたけど
みなさんお疲れ様でした!!
終わったときはもうほんとすごい達成感で、わーーってなりました(?)
本番自体はとっても楽しかったし、この曲できてよかったーー!っておもいました^^
とくにマイスタージンガーはコントラバス結構おいしいので、ほんと楽しかったです笑

でも、ミッチーさんの記事ではなんかすごくお褒めの言葉をあずかっていて
うれしいのですが、録音聴くとついついよくなかったところが耳についてしまいます笑
実際のところどうだったんだろうなーー?というかんじです。
結構悔しかったポイントというか、もっとできたかなという気持ちが残ってしまった気もします。

でも、今回の新練はわたしたち36thがひっぱる初めての練習で、戸惑ったりとかありましたけど、とてもいい経験になったなあとは思いました。
そして練習から本番まですごい楽しかったです。少なくともわたしは笑
まだまだ足りないところもありますが、それはこれからがんばっていきたいとおもいます!

そんなこんなな今年の新練でした。
結構新練終わったのさみしいなーーーー
最近落ち着いてたのにブログ書いて思い出してたらまたさみしくなってきた笑

わたしばっか書いてつまんないからだれかほかの36thも書かない?笑

そして、今週末は室内楽演奏会があります!!
弦4、金管アンサンブル、木5、弦楽合奏、打楽器アンサンブル、吹奏楽(!)
メインの1年オーケストラなどなど
いろんなアンサンブルが聞けちゃいます☆
そして、なんと今年は元パリ管vn奏者J=P.ラクール氏がご出演なさいます!!!
ぜひみなさんお越しください!
ご質問等は当ブログへのコメント、または早稲フィルHPからメールをいただいても対応いたします。

早稲田大学フィルハーモニー管弦楽団 室内楽演奏会

日時
2012年9月23日 11:15開場、11:30開演

場所
三鷹市芸術文化センター 風のホール

プログラム
仮面舞踏会よりワルツ、マズルカ/ハチャトゥリアン
弦楽四重奏曲第15番ニ短調k.421より1,4楽章
ほか多数


お待ちしています★

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全体合宿!

こんばんわ。35期セコバイのミッチーです(ー〇ω〇)ノ

もう一か月ちかく経っちゃいましたが、今回は先月の全体合宿について書こうと思ってます。
去る8月26日から31日にかけて、長野県は志賀高原へ毎年恒例の全体合宿に行ってきました。1年を通してフィルの中でもっとも大きなこのイベント。今回は合宿前日に東先生のメインtuttiがあったせいか、例年よりも少しだけ長く感じました。パートによっては合宿から帰った翌日にもうパー練をやったところもあるのだとか…
まるまる1週間音楽漬けの毎日。学生のうちにしかできないことなんじゃないかと。

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こちらはGP(休憩時間)中の一コマ。ホテルむかいのゲレンデの頂上にて。
数少ない合宿中の安息の時ですな。

さて、全体合宿といえば1、2年生による「新練」の発表なんですが、今年の演目にはワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー 第一幕への前奏曲」がありまして、個人的に大変楽しみにしておりました。そして本番の演奏を聞いて正直嫉妬感動しました。
いやーあの曲は乗ってみたかった。本番の演奏がかなりの出来だっただけになんだかウズウズしてしょうがなかったのを覚えています。トレーナーの先生方からの評価も上々、というか先生方があんなに褒めてるの初めて見たってくらい好評でした。

(ー〇ω〇)o0(去年なんか酷評しか聞こえなかったもんな)

もっともこの新練、聞く側になるのは初めてだったのですが、それはそれでなかなか乙なものです。新しく入ってきた一年生がどれだけのものか見られるというのもありますが、それ以上に、二年生の成長が見て取れてなんだか面白い。それは楽器の弾き方がうまくなったとかそういうこと以前に、「自覚」が芽生えたということが見て取れたからです。

いままで自分の内部でまとまっていた音楽が周囲とつながっているように見受けられました。おそらくそれは「先輩としての自覚」として生まれてきたものなのでしょうが、自分が楽譜通りひければそれでよしとするのではない、まわりのことにも気を配る、あわよくば自分が周囲を引っ張る、もっと全体を見渡した演奏ができるようになったと感じました。

もちろん今までもできてる人はいたんだろうけど、少なくとも去年の新練の段階で今の二年生がそういう自覚をもっていたかというとそうではありますまい。入団からまだ日が浅くどうしたって先輩に頼りがちだった(35thなんて頼りがいのない先輩なのにね)。しかし今は彼らが立派な先輩となって一年生を引っ張っている。本当に立派にやってのけたと思します。ブラボー。
この老害は一人そんな感慨にふけりつつ、今年の新練を聞いていたのでした。我ながら実に偉そうで嫌な感想だな…

実際に演奏した側の人間はどんな感想を持ったのでしょうか?聞いてみたいものですなぁ。だれかその記事書いてくれないかな?だれか書いてよね。

とまぁ今回はこの辺で失礼いたします。
ミッチーでした(ー〇ω〇)ノ

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フィルの夏合宿 弦合宿編

グーテンターク!!!
ヴィオラパートのながーるでーす(^0^)ノ
残暑が厳しいですね~学館の地下は今日もあつかった(X_X;)

今更ですが、8月に行ってきた弦合宿についてレポートしようかと!
この行事、ヴァイオリンヴィオラチェロコントラバスパート対象の弦のための特別な3日間であります!
管楽器の皆さんは我々弦楽器が居なくてさぞかし寂しかったことでしょう!!
今年は週末ということもありたくさんのOBOGさんも参戦!
大変にぎやかで楽しい合宿になりました!!

練習メニューは定期演奏会の練習に加え、パートごとの基礎練・アンサンブル練習、少人数でメインの分奏練習(俗に言うQ練)、新練やら薔薇の騎士鑑賞会(?)やらもりもりです。
朝から晩まで、いや朝まで(!?)、楽器や歌声()が響いています。

2日目の夜にこの合宿のハイライトであるコンパ・・・の前にQ練発表があります!
例えば、1stVn3人、2ndVn2人、Viola2、Cello2、Cb1のような人数で練習して、みんなの前で発表します。
今年はブラームスの交響曲第1番より第4楽章(抜粋)が課題曲。
なんせ弦だけなので、足りないパートだらけではあるのですが、毎年たくましい想像力で曲の完成度をあげています。
大所帯のフィルなので、こぢんまりとしたアンサンブル練習で学年越えて仲良くなれるのがQ練のいいとこのひとつ私は思います(^_-)-☆
Q練ではチームのカラーがよく出たとてもおもしろい演奏がたくさんありましたが、突然発生したOBチームのアツイ演奏が印象的でしたね、とりだったし、なんかやたら激しいし。ブラームスっておとなの曲なんだね。

Q練の他にも、パートごとでアンサンブル発表なんかもします。
毎年チェロパートはチェロ12重奏で(めっちゃ高音のメロディから伴奏まで自分ら出来ます的な)めっちゃカッコイイ曲やってます。今年は室内楽演奏会でもやるそう。(別に羨ましいわけではない)
コントラバスも宴会に(はやりの曲とか名曲とかアレンジして誰でも聴いてて)楽しいアンサンブルを披露しています。OBオケでお馴染みの(同上)
ヴァイオリンはついに去年あたりから「アート・オブ・ヴァイオリン」というDVDを参考に(ソリストがかわりばんこに有名なソロ曲を演奏して楽しむ)一風変わったアンサンブル発表を今年もお披露目してくれました。スポットライトが眩しかったそうです(同上)
ヴィオラは、ヴィオラは…トップバッターでヴィオラ十重奏やってやりました!!!やらせていただきました。
OBさんオリジナル編曲で」ドヴォルザークの新世界第2楽章、俗に言う「家路!
まだ合宿続いてほしいよーとか思いつつあの郷愁漂うメロディをハーモニーを一度きりのメンバーで演奏しました。

なんだか雑な記事ですが、弦合宿がどんなものか伝わるといいですね。
今は夏の合宿をすべて終え、おさらい会や室内楽演奏会、月末に控える指揮者合わせに向けてバリバリ練習中です。
フィル関係の演奏会も毎週のようにあるので、ぜひとも聴きに来てくださいませ(^-^)/

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普段通りのtutti

こんにちは。35期セコバイのミッチーです(ー〇ω〇)ノ

さる8月18日、木管トレーナーである佐久間先生による前中tuttiが行なわれました。
当日のおひるにOBオケであるEMQの演奏会があったことと、中プロのばらの騎士を初めてtuttiで合わせたという以外には、取り立てて特徴のない、ごくごく普段通りのtuttiだったのですが、この普段通りのtuttiがなかなかどうして久しぶりだったので、思わず筆をとりました。

というのも、新練に乗っていない団員にとって、レギュラーのtuttiは7月7日以来実に42日ぶり(!)のことだったからです。
もう1か月以上もtuttiをしていなかったのです。もちろん、この期間中にもセクションごとの合奏や、さらには弦合宿や管合宿などの練習はあったのですが、やはりtuttiの楽しさはひとしおでした。
「ばらの騎士」はすごく難しくて四苦八苦しながらのtuttiではありましたが、なんというか、合奏の楽しさを再認識させる貴重なtuttiだったような気がします。こういう「普段通り」の練習もすごく大切なものだなぁと実感しました。オーケストラやっててよかった!と思う瞬間です。

そんなわけで、「ばらの騎士」には一同頭を抱えているような状況ではありますが、これからもがんばっていきたいと思います。

ミッチーでした(ー〇ω〇)ノシ

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冬シーズン

こんにちは
久しぶりにフィルブログを見てみたら、
なんと一か月以上更新がありませんよ、という警告(?)が表示されていたので、
それだと活動していないサークルみたいだなぁと思ったので、はじめて書きます。

前置きが長くなりましたが、はじめましてになります、35thコントラバスのゆげです。

5月に春定が終わり、6月には音教や各セクションおさらい会も終わり、
6月末にあった決起tutti(シーズン一番最初のtuttiです)からようやく冬シーズンが始まりました。

決起tuttiを振ってくださったのはTrbトレーナーの東先生で、場所は十条ふれあい館でした。
曲はもちろん次回のメインプログラムのブラームス交響曲第一番です

最近の決起tuttiは殆ど東先生に振っていただいているように私は記憶しているのですが、
そのたびに言われる通した後の一言が、「ほんと、ひっどいね!」です笑
言われなれちゃあいかんのですが、何となく言われなれつつある今日このごろ……?笑

こっちとしても実際「危ないなー、何とか通ったなー」とか「やばいやばいやばい」みたいな場面もたくさんです。

でも決起tuttiは弦楽器は初めて管楽器と、管楽器は初めて弦楽器の音と一緒に演奏する機会です^^
まだお互いを理解できてないし(お互いどころか自分のことも!)、確かにぐっちゃぐちゃかもしれないけど、
言わずと知れたこの名曲を弾く中で楽しいなーみたいなところもいっぱいあったし、
何よりこれから半年この曲をこのメンバーで演奏するんだなぁと思うと、
なんだかウキウキしてくるし、団員一同がんばろう!という思いをかきたてられたのかなと思います

そのあとの決起宴会でも、
さっきのtuttiで当たって砕けたことを忘れたかのようにみんなで楽しく飲みました(あれ?)

さて、そんなこんなで始まった冬シーズンのプログラムも全部決まりました!

早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団第67回定期演奏会
2012年11月25日(日)@埼玉会館
(たぶん開演は13:30ごろかと思います)
指揮:飯守泰次郎

リスト 交響詩「前奏曲」
R.シュトラウス 組曲「ばらの騎士」
ブラームス 交響曲第1番

全体的に割とがっつりなプログラムでお客様にもお腹いっぱいかもしれません笑
演奏者側も、こんな名曲たちを演奏できるなんて嬉しいような恐れ多いような(やっぱりうれしいんですけど)感じですが、
そういうわけで団員一同頑張って取り組みますのでぜひ11月25日は浦和にいらしてください!

さて、そんな感じで決起tuttiやら曲決めやらで盛り上がっているところでテスト期間に入っちゃうのがフィルの悪いところ(?)だと思うのですが、そろそろそんなテスト期間も終わりです。
みんなフラストレーションが溜まってきたころだと思うので、夏も練習がっつり頑張りましょう~^^

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弦楽器 室内楽演奏会

はじめまして第二弾、Vc4年のちぇりこです。
台風一過、との言葉通り今日は蒸し暑かったですね。
こちら東京の夏は蒸し暑いため体力が奪われてきついものがあります…
特に楽器を持って歩いている時なんてもう(泣
切実にスモールライト募集中です。

さて、6月17日(日)、早稲フィル初の試みとして
【弦楽器 室内楽演奏会】
が武蔵野公会堂ホールにて行われました!!

読んで字のごとく、出演者は弦楽器のみ。
幾度となく持ちあがり、そして様々な理由で実現できなかったこの演奏会。
今年Vaの某4年元トップの尽力により開催されることとなりました´ω`

総出演者は34名、計10組。
内容も

弦楽合奏
チェロ四重奏
ヴァイオリン二重奏
ヴァイオリン独奏(現コンマス安田氏によるラヴェル・ツィガーヌ!!)
チェロ二重奏
ヴィオラ・チェロ二重奏
弦楽五重奏
弦楽四重奏×3

と盛りだくさん、おなかいっぱいというようなラインナップ。
ピアニストとして絶賛されたCb奏者、初めて組んだメンバー、2年生から4年生での演奏…。
普段とは違う団員の姿も見ることができ、2時間の演奏会があっというまに過ぎ去って行きました。

弦楽器は普段オケの中でソロを弾く、ということはめったにない楽器です。
(まぁ時にがつんとソロがある場合もありますが…シェヘラザードとか-ω-)

ですが、このようなアンサンブルの場合、自分の音、というものが非常に意識されます。
音程はもちろんですが、音楽の持っていき方、表現力、強弱の幅…。
どれをとっても難しく、そして繊細なもの。

講評として頂いた言葉の中で
「その人の練習や音楽が見えてくる」
というものがありました。
まさにその通りで、どのようにここまで持ってきたのか。
そしてどのように演奏したいのか。
それを身近に感じることができ、とてもよい演奏会になったと思います。

何より、アンサンブルをしたことによって団員自身の意識が高められたのではないかなぁと、打ち上げの時みんなの笑顔での会話を聞きながらしみじみと思いました。

なんて。
4年生にもなると、周りで生き生きと話す2,3年生に若さを感じながら打ち上げに参加してた次第であります(笑

あ、ちなみにですが。
今回【弦楽器 <室内楽演奏会>】とした理由。
フィルの弦楽器全体に向け、演奏会の場を設けたいという強い想いがあったから、とのことです。

来年度の開催も無事決定し、今からわくわくしています`・ω・)
これからもずっと続いていくといいなぁ、と感じた素敵な日曜日になりました!!

さて、拙い文章もこの辺で締めようと思います。
今週末は木管楽器のおさらい会があります。
噂によるとクラリネット四重奏で某「弦楽四重奏曲(国名)」をやるとかやらないとか…。
ぜひ、聴きに行きたいと思います♪

それでは!!ありがとうございました!!

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音楽教室@戸塚第二小学校、落合第六小学校!

はじめまして、早稲フィルTp4年のちょくだいです。
今年もとうとう梅雨の季節に入りましたね。乾燥肌の僕にとっては絶好調な季節です。
台風が日本列島に上陸したようで、本日の練習は中止になりました。
したがって、お菓子でも食べながら、はじめてブログをつらつら書いていこうと思います。

(^^)

さて、我々早稲フィルは、6/9に戸塚第二小学校、6/16に落合第六小学校に行ってまいりました。
毎年ジメジメ(僕にとってはスベスベ)した季節に行われる、音楽教室というイベントのためです。

音楽教室とは、早稲フィル団員がいろいろな曲を演奏し、オーケストラとはなんたるかを小学生に教える壮大な音楽の授業です。

音楽教室では、元気いっぱいの小学生とふれ合うことが出来ますし、その小学生たちがホント可愛くて。
そのため、毎年楽しみにしている団員がたくさんいます。
また、ありがたいことに、先生方や保護者の方々も毎年楽しみにしていらっしゃるようで、とてもいい雰囲気のなか音楽をすることが出来ます。

しかし、小学生は、我々大学生には考えられないくらい早起きなもんで、ものっそい早く小学校に行かなくてはなりません。
オケあるあるの1つとして僕が掲げているものに、
「リハーサルは正装ではなく、私服で演奏するとなんか余裕感があってかっこいいんじゃん」
というものがあるのですが、なんせものっそい早起きしないといけませんので、僕にはそんな余裕1ナノもありませんでした。はなから正装でした。

(^^)

今回演奏させていただいたプログラムは

1、ヘンゼルとグレーテル(ふんパーティんく)
2、楽器紹介
3、鍛冶屋のポルカ(ヨーゼフ・シュトラウス)
4、ハンガリー舞曲第五番(ブラームス)
5、小組曲(ドビュッシー)
6、ビリーブ(分からん)
7、ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス)

でした。

音楽教室は、依頼演奏ということもありまして、和気あいあいとしながらも真面目に演奏します。
また、練習回数が少ない上に、春定が終わって緊張の糸がかなり緩んでいる時期に行われるのですが、毎年コンマスとの信頼関係が妙に強固になるなぞの現象が起きます。
楽器紹介では、普段聞かない打楽器のアンサンブルなんかも聴けて、団員も楽しむことができました。

(^^)

その打楽器の楽器紹介ですが、ここ数年、団員の内田(4年の人)が司会を担当しています。
内田は、小学生の心をつかむことに必死になり、毎年何かしらのギャグを突っ込みます。
今年は、炭酸の抜けたコーラを片手に、ワイルドに紹介していました。例のあの人ですね。ヴォルデモートです。
毎年スベっているか、そうでないか気になる方は是非来年の音楽教室にお越しください。スベってます。

(^^)

話は変わりまして、毎年落合第六小学校では給食を頂くのですが、今回は可愛い可愛い小学生と一緒に食べました。カレーでした。
とてもおいしかったですし、なにより小学生とお話できて幸せでした。
個性豊かな子がたくさんいて、よく食べる子に、腕相撲をしかけてくる子(勝ちました)、延々こしょばしてくる子に、延々山手線の駅名言ってる子。

そんな中、驚いたことがありました。

山手線お経をずっと聞いているのもアレだったので、前に座ってる女の子に

ちょくだい「ポケモンだったら何が好きなの?ピカチュウかな?」

と聞くと

女の子「え?ピカチュウ?古くない?」

的な返答がありました。すると、山手線が、

山手線「僕古いのいっぱいしってるよ!ピカチュウもそうでしょ、ゼニガメ、ヒトカゲ・・・・」

と、まるで歴史上の人物を語るように話していました。彼らにとってピカチュウは徳川家康と一緒なのです。
今まで感じたことのない老いを、僕はそのとき感じました。

(^^)

さてさて、こうしてブログをつらつら書いていると、嵐が強くなってきましたし、お菓子もなくなってしまいました。
しかし、こうして音楽教室のことを思い出しながらブログを書いていると笑いが止まりません。

なぜでしょうか?

あぁ、おかしくって。か。

どうも!!ありがとうございましたーーーーー。

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チャイコフスキーありがとう

どぶりーでん!35期ヴィオラパートのながーるです^^
まずは、ご来場くださったお客様、アプリコをはじめ練習会場やホールのスタッフなどの皆様、そして団員や卒団生の家族の皆様!ffffの音量で叫びます
ありがとうございました!!!!

次の公演もよろしくおねがいします!(fffffです)

早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団
第67回定期演奏会
とき 2012年11月25日(日)昼公演
ところ 埼玉会館
指揮 飯守泰次郎
曲目 ブラームス交響曲第1番 ほか

日本屈指のマエストロ飯守泰次郎先生!
必ずやいい演奏会にします!必聴!!

ではでは悲愴の定演について誰も期待していない4発目のレポートをかきます!

まずは、お客様へ!というか、フィルの携わるすべての人へ!

ありがとうございます!

どんなひどい音程でも耐えてくれるトレーナー、私たちを支えるまわりの人や、耳をすませてくれる聴衆だったり、あげるとキリがないです。それに団員の日頃の努力の積み重ねがあってはじめて音がうまれる。
わかりやすい例は、やっぱり今回の悲愴の最終楽章でしょう。
あの静寂は、少なくともあの場にいた全員が創りだした空間でした。
不思議な気持でした。
演奏者もとい聴衆まで心をひとつにする、これはマエストロ松岡先生のちからだったのかもしれないですね。(来年また県立音楽堂でお会いするのが楽しみ)
また、アンケートを一部集計させてもらったのですが、温かいお言葉ありがたかったです。ほとんどの方がエネルギッシュな早稲フィルの特長を感じていただけたみたいです。
少しそれましたたが、空気の振動から心揺さぶる音楽へ昇華させるには多大なパワーをみなさまからもらっているということ、今再び認識しました。

さて、次はフィルの団員のみなさん、手伝ってくれた新入生も含め、お疲れ様でした!!
終演後、本番が一番楽しかったとかよかったとか、プラスな感想が聞こえてきました。
フィルで音楽を楽しむ喜びを一人でも多くの人と分かちあうことが出来たと思って、けっこう嬉しかったです。
コンマスくんもなんかノリノリでしたね~管楽器のソロなどはきんちょーしたとおもいますが本番がいちばんよくってびっくり!
弾きながら、半年間で私も仲間も随分成長したなあとしみじみ達観してましたw
今思えばほんといい本番でした。

でもくやしっかたなー
レセプションでトレーナーでかつ創始者の安藤亮先生からのお言葉

はっきりいって、フィルの悲愴じゃなかった

たしかに、なんとなく、こういう感覚が残ったままで本番をむかえてしまいました
フィルってもっと熱い演奏ができるんです。
現時点での実力がそういう演奏につながらなかった、とかそういう意味での言葉ではないと思ってます。
本当はそういう演奏をするポテンシャルはあったけど、全員で上手く表現することに執着できなかったのかなーとわたしは思ってます。
つぎのブラームスの一番は、そういった音楽の有機的なところにこだわってみたいです!
次回のブラ1はフィル史上にのこる名演になるでしょう!!!

以上!!続きは練習で!
んじゃあヴィオラパートのみなさん!まずはブラームスを見習って、温泉療養なんてどうですかね!?

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いろんな思い

お久しぶりです、34thのヴィオラ弾きのたむろーです。
なんだかミッチーに圧力をかけられた気がするので、たまには筆を執ってみます。
35th、36thと書いたら34thも、という気もしますしね。

さて、演奏会はまだ3日前のこと。演奏会にお越しいただいた方々も、お越しにならずとも当団を応援して下さった方々も、本当に有難うございました。
今から3日前は、まだリハーサルでしたね。あれ、この時間(14時)はまだ、リハーサルも始まってなかったっけ?
本番を終えたのがつい昨日のように感じられる一方(まぁまだ3日前なのですが)、もはやはるか昔にも思えるような、そんなふわふわとした余韻に浸っているここ数日です。

我々34thは、去年の冬の定期演奏会(いわゆるオールフランスプログラムの回です)で執行部を退き、この悲愴シーズンを切り盛りしたのは35thの後輩たちでした。主役を35thに譲った34thは、演奏の面でも多くの人が最前線を退き、どちらかというと、後ろから後輩たちを支える役目を務めました。

しかし34thはこの春に4年生となった学年です(なっていない人もいそうですが)。悲愴シーズンの期間は、同時に、各々の夢に向かって、大きく一歩を踏み出すシーズンでもありました。
就職活動にいそしむ面々あり、教育実習に出向く面々あり、大学院進学に備える面々あり。
演奏会を辞退せざるを得ない人も多く、「なかなか同期に会えないなぁ」と思うこともありました。
半年前まで、一丸となって音楽を作ってきた34th。ちょっと時が経つだけで、こんなにバラバラになってしまうなんて。

しかし演奏会を終えた34thの面々は、いつもと変わらず前向きでした。

「就活と並行して演奏会にも出たけど、後悔はない」
「就活を優先して演奏会には出なかったけれど、後悔はない」
どちらも実際に34thから聞いた感想です。やったことは反対に見えるけれど、自分のすべきことを信じて取り組んだことには変わりありません。
演奏会に出た人もいる。出なかった人もいる。でも、みんなが自分の納得できる選択をしたなら、それはとても大切なことだと思ったのでした。

さて、4年生にもなると後輩ばかりになり、後輩が演奏に対してあーだこーだ考えているのを、なんとなく“見守る”姿勢になった気がします(その良し悪しはともかく…)。
練習段階から色々と悩んできた後輩を見ているだけに、本番は感慨深いものでした。
後輩を始めとする各奏者に触発され、自分自身も一心不乱に弾くことができたと思いますし、みんなも曲に入り込んでいたように思いました。

「悲愴は幕切れのフライング拍手が怖い」とはよく言われることですが、本番は幸運にして、松岡先生の手が下りるまで、お聴きの皆さんは物音一つ立たせませんでした。皆さんに感謝することはもちろんなのですが、「拍手させない」ほどに緊張感に満ちた最後を演奏出来たことは、一つの誇りに感じました。
私自身、松岡先生が手を下すまで瞬き一つできず、霞みゆく視界の中で、気が遠くなる思いがしたものです笑

本番は総じて、練習を凌駕する出来だったとは思うのですが、後輩たちはいろいろ思うところがあったようです。私が上手だと思った箇所でも、
「まだできる」
「もっといけたはず」
「正直、コレで終わってしまって悔しい」
という感想ばかり耳にしました。

それを聞いて、嬉しく思いました。まだまだ満足できないということは、それだけ成長する意欲を秘めているということです。このシーズンが到達点ではなく、これからも続いて行く道の途中に過ぎないということを知っている後輩の多さに、私は感銘を受けたのでした。
今度の冬は、どんな演奏になるのでしょうか。

いろんな立場の人の、いろんな思いが渦巻いた定期演奏会。私自身も、そしてきっと団員みんなも成長することができたと思います。これから始まる冬シーズン、個人的に待ちに待ったブラームス。今回の成長をぶつけられるようなシーズンにする所存です。

と、その前に。次は新練かな…? 36thの人、誰か新練について書いて下さいね。

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